ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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【13話】ネタバレ
ハリが変わった日
雪の上で倒れるハリを必死で起こすユージン。
こんなことはけして望んでいなかったのだ。
必死の声掛けに、ハリはようやく目を覚ました。
そして彼女は、あれ?なんか兄さん若返った?なんて言う。
何を言って…しっかりしろと言うと、彼女と初めてユージンは目が合うのであった。
屋敷にハリを連れて帰り、父と母に事情を説明した。
父は、エーリッヒと遊んでいる最中に、ハリが外に飛び出して転んだ?本当か?と言う。
それに、"あれ?"と思うユージン。
今度は、母が事故とは言えあんまりだわと言う。
ずっと外で倒れてたままだったそうじゃない!ユージン、あなたは何をしていたのよ?と母は問う。
エーリッヒの仕業だって今ちゃんと伝えたはずなのに…と思ったが、勉強していたのですぐに気づけなかったと答える。
そしてキャベルは妹の面倒を見ずにおもちゃに夢中になっていたことを怒られ、エーリッヒはハリが外に逃げ出すほどあなたのことを怖がるのは普段から意地悪していた証拠だと叱られるのだった。
両親がハリに様子を見に行くと、その場に残される3兄弟。
エーリッヒは、あいつが家にいるのが嫌なんだもんと大粒の涙を流すのであった。
あの日からハリは変わった。
いや、元々こういう子だったのかもしれない。
そして、なんで俺はこんなにもハリが気になるのだろう。
アメの正体
ユージンが父にぶたれた後のこと。
父は悪かったと謝ってきた。
赤く腫れた頬にそっと手を乗せ、ハリが2度とあのアメに興味が持たないよう、わざとおおげさに振る舞ったのだと。まさかお前が知っていたとは。今までずっと苦しかっただろう。もう忘れなさい、母さんはもう大丈夫だ、お前は何も心配しなくていいと父は言った。
でも、もしまた母さんがハリにアメをあげたら…と言うが、お前は気にするなという父の言葉に、ぎゅっと手を握りしめこれ以上何も言わないのであった。
部屋で本を読んでいると、母がやってきた。
顔を叩くなんてひどいわと言う母。
なんで「あのアメ」をハリにあげたのですか?と尋ねると、あげちゃダメだったかしらと言う母。
母さん!あれは…麻薬じゃないですか。
ユージンはそう言った。
アリナには病気で仕方なくあげたものだったはずなのに。
"ハリはアリナじゃない"と母に言うと、当たり前でしょ、あれは普通のアメよと主張する母。
だったら僕に同じものをくださいと言っても、それはダメ、あれは病気の子が食べるものよ、ハリは病気なの、と答えが返ってくる。
傷から癒えたと思っていたけど、現実から目を背けていただけだったんだ。
母さん…と呼ぶと、なあに?と答える笑顔の母を見てこう思った。
"僕らはどうすればいいのだろう、このまま目を背けるべきなのか?"と。
【13話】感想
13話もユージンの回想の回でした。
ハリがあの日から変わって、彼女が気になるユージン。それが家族としてなのか、恋愛感情なのかはわかりませんが、今後2人の関係が気になります!
そして、ハリとユージンの取り合っていたあのアメは麻薬でした。ハリはアリナのアメだからユージンがとろうとする思っていましたが、実際はユージンはハリを守ろうとしていたのですね。
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