ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
皇室の一員に
皇帝の名をいただいた私を辱める者に罰を与えるようお願いするネバエ。
お前が娘である以上、黙っているわけにはいかないなと皇帝ベルトランは答えた。
すると、その場は静まり返る。
辱めた者は誰だ?と言う問いに、ネバエは名を挙げていく。
キリアン、ディオン、ゲイリン、テオドランに…
そして、ここにいる全員が私を辱めているので誰かを名指しすることはできないと訴えるのであった。
皇帝ベルトランはネバエを抱きしめると、もう二度と私の大事な娘であるお前を辱める者が現れないようにすると約束をした。
結納を交わし終えるまであと4日。
このティエリー帝国の最も高貴な女性として、社交界の頂点に君臨したことを知らしめた。
それなのに、心が晴れないのは4日間という短い期間だからだろうか、それとも本当は何1つ変わっていないからだろうか。
ネバエは自分の気持ちを不思議に思うのであった。
離れ
馬車の中で昔のことを思い出すネバエ。
小さい頃は悔しくて泣いていた。
そんな日々を過ごしていたら、いくら見下されても何も感じなくなった。
しかし、なかったことにはできない。この傷は一生背負っていくことになるだろう。
ソレーヌ侯爵家に戻ってくると、住んでいた離れが壊されていた。
父親の元に行くと、離れは建て替えるのだと言う。
ネバエはなぜ私があの離れに住みたいと選んだのだと思いますか?と父に聞いた。
あの離れはまだ幼かった父と使用人であった母の思い出の場所であった。だから1度行ってみたかったのだと言う。
そして、ネバエは父にお願いをした。
新しい離れを立派に立て直し、そこに母を住まわせてあげて欲しいと。そして、ルビエルとはけして出くわさないように。
お前はルビエルが憎くないのか?と父は聞いた。
すると、憎んでいるように見えてなくて良かったですと言うと、ネバエは部屋を出て行くのであった。
ネバエはこう思った。かつて愛し憎んでいた彼らが住む邸宅が存在するだけで息が詰まる。
そして、もう二度と戻りたくないと。
【20話】感想
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