ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】ネタバレ
彼女の手を取ったのは
遡ること少し前のこと。
パーティー会場で貴族たちに嘲笑われるネバエを見たバレル。彼女の信じられない扱いを目の当たりにし、その場に立ち尽くした。
隣にいた皇子にあんなことをしてエスタス嬢はソレーヌ家に仕返しされるのでは?と言うと、ネバエは使用人の娘だから侯爵からも見放されているのは有名な話だよと皇子は答えた。
バレルは戦場にいたから、そのことを知らなかったのだ。
ネバエをあのままにしてはいけないと思ったバレルが一歩踏み出そうとした、その時。
バレルよりも先に行動に起こしたのはアーレントなのであった。
少し前までは自分の婚約者だった彼女は、他の男の手を取り去って行くのであった。
引き止めた理由
ネバエが妹のルビエルを探しに来ると、彼女はバレルと一緒にいた。
バレルはネバエに話しかけようとするが、彼女は素通りするとルビエルに話しかけた。
もう帰ろうとルビエルを連れて行こうとすると、バレルはアーレントと何を話していたのか聞いてくる。
ネバエは軽くため息をつき、ルビエルに馬車に乗っているよう言うと、何か用ですか?とバレルに聞いた。
彼が心配しました…と答えると、あなたには関係のないことだと答えるネバエ。そして、あなたといるのが嫌なんです、10年間1度も心配してくれなかったくせにと。
バレルはあの時はあんな風に扱われていたことを知らなかったと言うが、エスタス嬢だけでなく全ての人に苦しめられていたと打ち明けるネバエ。もう私のことを気にしないでください、さっきもあなたは今までみたいに何もしてくれなかったと言う。
そう言われたバレルは何も言い返せないのであった。
昔のこと
帰りの馬車に乗るネバエは昔のことを思い出した。
婚約者としてユスターシュ公爵家で暮らしていた時のこと。
私の居場所はなく、いないも同然の存在であった。
熱を出して廊下で倒れてしまったネバエ。彼女の意識が遠くなっていく中、バレルは彼女に駆け寄ると、医者を呼んでくれるのであった。
ユスターシュ公爵家で生活に限界を感じるたびに、私を引き留めたのは彼の無意味な優しさだった。
期待だけさせておいて…とネバエは思うと、目の前でスヤスヤと眠るルビエルのことを羨ましく思うのであった。
【10話】感想
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