LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【59話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ミシェルたちとの出会い
前回に引き続きビルヘルムの前世の話。彼らの乗った馬車がぬかるみにはまって動けなくなり、怪力を持つビルヘルムが助けてあげることに。
ただミシェルはというと、汚い乞食に馬車を触らせたのかと部下の騎士に怒っているよう。
助けてもらってその言い草は信じられないですね…。ビルヘルムがいなかったら誰も馬車を動かせなかったのに。
ただ一緒にいるドルシネアはミシェルのことをなだめ、しばらくぬかるみが続くからビルヘルムも連れて行こうと提案。初対面のこの時から彼女はビルヘルムに興味を持っていたのでしょうね。
これがビルヘルムとミシェルたちとの出会いだったようです。
またその夜魔物の襲撃を受けて護衛騎士たちは全滅したものの、ビルヘルムが魔物を退治。そしてミシェルとドルシネアを護衛して無事に首都まで送り届けた功績が認められて皇室騎士団に入団することになったとか。
食べるものにも住む場所にも困っていた彼からしたら幸運な出来事に見えますが、助けてくれた相手がミシェルとドルシネアだったと考えるとむしろ不運だったのかもしれませんね…。
ミシェルの激怒
首都へやってくる過程で水晶門を通った際にビルヘルムは皇族の血筋だと判明。皇族の血筋だけは所持した水晶が壊れないという話でしたからね。
いきない皇位を争う権利がある相手が現れたとなると、ミシェルにとってはその時点でビルヘルムが煩わしい存在になったのかもしれません。
それからドルシネアがこっそりとビルヘルムにアプローチしてきたわけですが、そのことを知ったミシェルは激怒し、ビルヘルムを野蛮族との戦争に送り込むことに。
ミシェルは戦争でビルヘルムが死ぬことを望んでいたみたいです。
しかしビルヘルムは帝国に勝利をもたらして無事に帰還。すると気に入らないミシェルは夜な夜なビルヘルムに鞭を打つという。
酷い話ですね…。やはり飢えていたところをミシェルに助けられたのはむしろ不運だったとしか思えません。
またミシェルは自分の代わりにビルヘルムに鞭を打つようドルシネアに命令していました。これまでの話からすると、おそらくこれがきっかけでドルシネアはビルヘルムへの暴力に快感を感じることになるのでしょうか?
この後どんな関係になっていったのか注目ですね。
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