ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第75話 | 第76話 | 第77話 |
「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【76話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
伯爵から公爵へ
アスを訪ねて来たクラインとお茶をすることに。
彼は今回の凱旋式で公爵位をもらうことになっていると話すクライン。彼が伯爵から公爵になれば、我が国のソードマスターに手出しするなと王が宣戦布告をするだろうとアスは考えます。
公爵となればクラインとアスの身分の差はますます広がりますが、クラインは自分のことを名前で呼んでもいいとアスに言ったりと本人は全然気にしていないようです。
アスへの贈り物
クラインの手を取ると、傷が治っていて本当によかったと話すアス。彼女が自分を心配してくれていたことを知ったクラインは嬉しい表情を浮かべます。
そして、クラインはアスの耳を触ると、廃墟の中でこれをみつけたと言い、ナヘ女王のピアスを差し出します。
このピアスは60話で出て来たナヘの戦争で得たもので、クラインがアスのために持ち帰って来たものですね。
騎士であるクラインにとっては普通のことかもしれませんが、アスに似合うと思ったから女王が着用していたピアスを持って帰って来たと笑顔で話すクラインはけっこうサイコパスっぽいと思ってしまいました。
けして悪い人ではないのですが、たまにアスへの想いが重くて怖かったりします。笑
ひとまずアスはお礼を言っていましたが、このピアスをつけることはきっとないでしょう。
万年筆の持ち主
先送りにしていた質問。セサル・カジックと会ったと切り出すアス。
彼の名前に反応するクラインに、この万年筆はセサル・カジックのものですか?と質問をします。
このC.Kとイニシャルが入った万年筆は52話で登場し、アスがクラインに見せた時、自分のものではなくてイティカ・カジックが持っているのを見かけていたと答えていたものですね。
クラインがその万年筆はセサル・カジックのものだと肯定すると、彼への信頼がまるで崩れ去って行くアス。
クラインは厳密に言えばイティカのものだと言ったわけではなく、アスがイティカの物だと思い込むように誘導しただけです。
しかし、今まで絶対的に自分の味方であったクラインに隠されていたことを目の当たりにし、アスはショックを受けたようですね。
セサル・カジックの物だとクラインが隠していた理由は何なのでしょうか。クラインはセサル・カジックのことをよく思っていないことの他に何か理由があるのか気になります。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第75話 | 第76話 | 第77話 |