ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
フィレンティアにとって好都合
ロンバルディ奨学会の開催が近づいてきたころ、ルーラックの意向により子供たちも参加させることになった。
フィレンティアはまだ怪我から回復中だからとギャラハンは渋ったものの、医院の判断では頭に衝撃さえ加えなければ問題ないと。
結局ルーラックの意向に従い、フィレンティアも参加させることに。
それはフィレンティア本人にとっては非常に好都合なことであった。彼女の計画では、その奨学会である人と会わなければいけないからだ。
またフィレンティアの参加を聞いた双子のメイロンとギリウはとても喜んだ。怪我からの回復のために寝込んでいた彼女に会えるのが嬉しいのだろう。
そして迎えたロンバルディ奨学会を迎えるのだった。
ロンバルディ奨学会とは
ロンバルディ奨学会の当日。
会場では様々な人がフィレンティアに話しかけてくる。
商団の者や皇居で働いているという者。彼らは皆奨学金の恩恵を受けて学業を終えた人々であり、この奨学会で定期的に顔を合わせて絆を維持している。
言い換えればこの奨学会は、ロンバルディの恩恵と影響力を確認する場でもあるのだ。
そしてそんな場所にロンバルディを名乗って姿を現すということは、未来の主人が自分であるということを知らせることを意味する。
そういう意味でも、この奨学会に参加することはフィレンティアにとって価値があることなのだ。
しかしこんな大事な日にビエーゼの親子は参加していない。彼らはロンバルディよりも皇后との約束を優先したのだろうか。
またアスタリウとクレニーの参加はルーラックが禁じた。
クレニーは年齢的にまだ幼いからであるが、アスタリウは一体…とフィレンティアが考えていると、彼女の元に双子のメイロンとギリウや使用人たちが何人か集まって来る。
怪我から回復して間もないフィレンティアのことを皆心配してくれているようであった。
使用人たちからの好意
フィレンティアのために食べ物や飲み物を持ってくると言い、双子のメイロンとギリウはその場を離れる。
それから何人かの侍女と侍従が、怪我が無事でよかったです!と話しかけてくる。その反面、酷いのはベレサック坊ちゃんですよ!とも。皆明確にフィレンティアの味方をしてくれている。
最近事業が成功して徐々に立場を確立してきた父ギャラハンの影響もあるのかもしれないが、それでも今回ベレサックに怪我させられた騒動は結果的に彼女にとって追い風となった。
屋敷内の者たちはビエーゼ親子より自分のほうに友好的になってくれたとフィレンティアは感じた。
まだ幼くて力の無い自分にとって、使用人たちからの好意はきっと役に立つだろうと彼女は思うのだった。
そんなことを思いながらふと目をやると、そこにはフィレンティアが会おうとしていた目的の女性がいた。
食べ物と飲み物を持って戻って来た双子だが、ちょっと待っててと言ってフィレンティアは席を外す。
彼女は早速その目的の女性の元に行き、フィレンティア・ロンバルディと申します!ロンバルディ奨学会へようこそ!と笑顔で挨拶するのだった。
【43話】感想
ベレサックに怪我をさせられて暫く寝込んでいたフィレンティアですが、結果的にその騒動は彼女にとって好都合な状況を作りましたね。怪我もほとんど回復して奨学会にも参加が許可されたので、うまく事が運んでいそうです。
一方奨学会に不参加のビエーゼやベレサックら親子。ちょっと前の話で、ロンバルディか皇后かどちらを選ぶのかとルーラックに迫られていましたが、結局皇后との約束を選んだということでしょうか。
これ以上ルーラックの怒りを買ったら、ビエーゼ親子はロンバルディでの立場が弱くなっていくのでは?それもまたフィレンティアにとっては好都合です。笑
フィレンティアが会いたかった女性とはいったい何者なのか、続きが気になります。
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