ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
焦るコゼット
ジョアンナ邸で爆発事故を起こして作業員を送り込んでいたコゼットですが、作業員たちからの連絡が途絶えて彼女は焦っているよう。
以前第103話でキイラが作業員全員を追及してスパイだった3人を捕まえていましたね。
コゼットはジョアンナ邸を出入りする際にキイラとすれ違ったことを思い出し、彼女が邪魔してきたのだと確信したみたいです。
まあコゼットの悪事を阻止するのがキイラの役目でもありますからね。
あとコゼットは自分と同じ魔族のエレズがキイラの手助けをしていることも疑っているようで。まあ2人の関係を見ていれば当然そうなりますよね。
それにおそらくラギバッハとエレズはキイラの存在関係なしに元々敵対する関係だったのでしょう。
第109話で魔族は複数の勢力に分かれているという話がありましたが、ラギバッハは人間を征服しようとする勢力であり、エレズは平和を望む側ですから。
とにかくコゼットは焦っているようで、スパイの作業員を送り込む今回の作戦にかけていた部分は大きいのかもしれません。
バインベルク伯爵の企み
皇居でティータイムを過ごしている皇子ミカエルとラディック。和やかな様子を見ると2人の関係はわりと良いのかもしれません。
そんなところに城門の警備隊から衝撃の知らせが届きました。すでに亡くなっている前大公妃の恋人だと主張する者が現れたのだと。
おそらく彼はバインベルク伯爵が送り込んだ人物っぽいですね…。直前に伯爵が何か不気味な笑みを浮かべている描写がありましたから。
その者曰く自分はエディンバラ侯爵の命令を受けてロエナを殺害し、そのことで侯爵から脅されているとか。発言内容からしてもエディンバラ侯爵家への復讐の意図が感じられます。
もちろん突然現れたその男の言うことが本当かどうかは分からず、ミカエルは冷静な様子ですが、ラディックのほうはだいぶ険しい表情を見せているよう。そして急用を思い出したからとさっさと帰ることに。
ミカエルはラディックを気遣っているようですが、彼の見立てでは今回の件で大きな注目を集める聴聞会が開かれることは間違いないと。
まず前大公妃の恋人だったというのが本当なのか、それとも全てバインベルク伯爵によるでっち上げなのか、真相が気になるところです。
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