ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【109話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔族について
伝えたいことがあってキイラのもとを訪れたエレズ。彼はまず魔族について色々と教えてくれることに。
エレズ曰く人間界にいる魔族は3人のみ。彼とニール、そしてコゼットに憑依しているラギバッハなのだと。ニールも魔族だったとは初耳ですね。
結界が張ってあるため通常魔族は人間界に入って来れないものの、エレズとニールに関してはだいぶ前に起きた戦争の混乱に乗じて人間界に来たのだとか。
なるほど~。ラギバッハも同じような感じで人間界に入ったのですかね?そこら辺は触れられず。
また人間の世界では魔界には魔王がいると教わるらしいのですが、実際のところは魔王など存在せず代わりに13人の首長がいるのだと。そして人間を征服しようとする勢力、それに反対する勢力、どちらにも属さない中立の勢力に分かれているみたいです。
以前第92話でラギバッハは13大悪魔の一人と紹介されていましたが、その13大悪魔が首長というわけですね。そしてラギバッハは人間を征服しようとする勢力なのでしょう。
人間界では魔族は悪だと教わるということですが、実際に危害を加え得るのはラギバッハのような一部勢力だけということで、人間界における誤った認識が無くなっていくといいですね。
魔族の能力
またエレズは魔族の能力についても教えてくれました。
魔族たちにはそれぞれ特別な能力があって、エレズは時空間に関連した能力、ニールには記憶に関連した能力があるとか。
確かにエレズはキイラが死ぬ前に時間を戻してくれましたから、知っての通りという感じですかね。
一方のニールの能力はエレズが人間界で生きてくうえで重要らしく、ニールが人為的に作り出した記憶のおかげで”エレズ・ショア”として元々人間界に存在していた人かのように生活できるのだとか。
つまりニールの魔法によって元々存在しなかったはずのショア子爵家長男が人々の記憶の中に作り出されたわけですね。彼が架空の人物だったというのはちょっと驚きではあります
ちなみに魔塔に入る資格が与えられた貴族家であり、かつ魔塔で暮らすことを制限されない家門ということで彼はショア子爵家の長男になることを選択したみたいです。
あとラギバッハについての能力は特に語られることなく。そこが一番気になりますけどね~。明かされるのが楽しみです。
ついに仲直り
魔族が全員人間を敵視するわけではないということや自分がどうやって”エレズ・ショア”になったかということなど、キイラに隠していた秘密を全て明かしたエレズ。
彼は人間の世界が好きだから何とか戦争から守りたいという思いを言葉にして、そのためには自分を利用して欲しいと言ってキイラの前に跪いていました。
あとエレズは言葉にしていないですが単純にキイラの傍にいたいという思いもあるよう。
そんな誠実な彼の気持ちがキイラにも伝わり、彼女は一時だけでも疑ってしまったことを謝っていました。
今回の一連の騒動はとにかくエレズが可哀そうだったので、キイラが素直に謝ってくれて良かったです。
そしてキイラはもうエレズへの信頼を完全に取り戻したみたいで、これから協力して悪い魔族に立ち向かって人間界を守って欲しいですね。
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