ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
婚約式
婚約を認めるという国王の許可のもと、ビセンテとオリビアの婚約式が行われた。
両家の名声からすると小さめの規模の式にカルテン公爵夫人は不満を表したが、それでもベルンハルト家との婚約には満足していたようだ。
それから当人たちとその母親4人でのティータイムの場。
今度皆さんでピクニックはどうですかとオリビアは提案するが、ビセンテには騎士の試験が迫っているから今は難しいと言うエルセラ。
それならば試験が終わってからとオリビアは言うものの、また今度話しましょうとビセンテはその話題を終わらせた。
そんなビセンテの不愛想な対応にオリビアの表情が曇る。彼女は不満を漏らし、カルテン公爵夫人が止めに入る始末に。
4人のティータイムは冷え切った雰囲気のまま終わるのだった。
その日の夜、エルセラは深く考え込んでいた。会話でも弾めばまだ婚約を肯定的な気持ちで捕らえることも出来たが…と。昼間のティータイムのことで心が引っかかっているようだ。
そんなエルセラの元にハルゼンがやって来て、正直な気持ちを打ち明けようかとも思った。手遅れになる前に話した方が良いのではないかと。
それでもハルゼンはそんな話を嫌がるだろうと思い、エルセラはグッとこらえるのだった。
ざわつく料理人たち
ある時、料理人たちがざわざわとしている。
何事かと思ったメイドのリエンが話しかけると、どうやらエルセラから料理を褒められたのだと。料理人たちはそのことで大騒ぎしていたようだ。
キョトンとするリエンだが、それは彼らにとっては大ごとのようである。
しかもそれだけではなく一人ひとり名前で呼んでくれたのだと。以前は距離感を感じたが、最近はエルセラに親しみを感じているようだ。
そして、なぜエルセラが変わったのかと言うことを料理人たちリエンに質問する。
するとリエンは、それは奥様だけの問題ではないですよ!と声を上げる。以前は料理人たち含めベルンハルト家は皆殺伐とした雰囲気であり、そのせいで苦しんでいたと。
エルセラだけではなくリエンも同じ境遇だったため、感情的になったようだ。
意地悪なエルセラ
エルセラが書斎に行こうとしていると、たまたま授業を終えたビセンテと廊下で遭遇した。
彼もまた書斎に用事があるようで、一緒に向かうことになる。
ふとビセンテが持っている本を見ると、それはルーデンシア新語の教科書であった。それはエルセラも学んだことがある言語だ。
ルーデンシア新語は難しくない?と問いかけるエルセラ。そして、難しかったら手伝ってあげるよ!とも。
そんなエルセラを見て、気分が良さそうですねとビセンテは答える。
それからエルセラは明日市内に行くから一緒にどうかと誘うと、忙しいと言って彼は断った。
するとエルセラは意地悪な表情を浮かべてこう言う。
それなら仕方ないね!実は明日カルテン公女が訪問したいという手紙があったけど、公女と2人の時間を過ごしてね!
ビセンテはギョッとした表情を浮かべた。オリビアと2人で会うのは嫌なようだ。
そして、一緒に行きます…と言うビセンテ。
結局エルセラの思惑通りになるのだった。
【56話】感想
最後のエルセラとビセンテのやり取りなんか見てると、やはり昔より距離が縮まってるのかなという感じがします。
一方でカルテン家との関係は相変わらずギクシャクしたまま。ビセンテにはオリビアと仲良くなろうという気もなさそうですね。果たしてどんな夫婦になってしまうのでしょうか…。
婚約破棄したほうが幸せならばそうした方がいいと思いますが、今さら後戻りできないところまで来てるので、どうなることやら…。エルセラがハルゼンに言おうとして言わなかった言葉が何なのかは気になります。
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