ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
カルテン令嬢との婚約の背景
悲しむ母を部屋まで見送ったビセンテ。
彼は複雑な気持ちを感じながらも、母に悲しんで欲しくはなく、泣かないでくださいと部屋の外から優しく声をかけていた。
それからエルセラの泣く声が聞こえなくなるまで部屋の外で見守っていたビセンテ。
静かになり、彼は部屋の前を離れようとすると、そこには父ハルゼンがいた。
母は眠りましたとビセンテは言う。そしてあまりにも急いで帰ってきたため、母が足を怪我したと言うことも説明した。
エルセラの足の怪我はさっきハルゼンその目で見て気づいており、何も言うことなく黙ったままである。
続けてビセンテは婚約の話について触れる。
カルテンの力が必要ですか?とビセンテが聞くと、そうだね…とハルゼンは答える。
ハルゼンがフィサリーデ家の令嬢であるエルセラと結婚したことで、ベルンハルト家の中立性が崩れていた。フィサリーデ家は第一王子側と親しくしている家門なのである。
中立性が崩れたことでベルンハルト家は多くの敵を作ってしまい、カルテン公爵家の力が必要となった。そのためのカルテン令嬢オリビアとの婚約話なのだ。
ビセンテはそのことをしっかりと理解しており、私はかまいませんと父に言う。
みんなそうやって生きてますから。
そう言い残してビセンテは立ち去って行くのだった。
メイドの代わりに
ビセンテがその場を後にして、エルセラの部屋の前にはハルゼンが一人でいた。
ちょうどその時メイドのリエンがやって来る。彼女はエルセラの寝間着を手に持っており、泣きながら寝落ちしてしまったエルセラを着替えさせてあげようとしていたのだ。
するとハルゼンは、私がやろうと言って、リエンからその寝間着を受け取るのだった。
ハルゼンが部屋に入ると、エルセラはぐっすりと眠っている。
彼はベッドの淵に座り、寝ているエルセラを見守る。そして痛々しい怪我をしている彼女の足に優しくそっと触れるのだった。
一人になりたい
朝目を覚ましたエルセラ。
一体どれくらい寝ていたのだろうか…長く寝ていた気がする…
彼女はそう感じる。そしてふと見ると自分が来ている服が変わっていることに気づいた。
そこへメイドのリエンが部屋に入って来る。
当然リエンが着替えさせてくれたものだと思っていたエルセラだが、リエンの話によるとハルゼンが着替えさせてくれたのだと。
その話にエルセラは何か意味深な表情を浮かべ、次からは必ずあなたがやりなさいとリエンと指示するのだった。
また足の怪我を見てもらうよう医者を呼んでいると言うが、エルセラはそれを拒否。今は一人でいたいのだと。
それからリエンも含め全ての人を自分の部屋に入れないようにと指示し、エルセラは暫く部屋で一人きりの時間を過ごした。
ここが一人でいられる唯一の場所だが、だんだん息が詰まって来る。外に出たい。
そう思ったエルセラは一人で外出しようとするが、当然そうはいかない。
外出の際は必ず同行しなければなりません。そう言って家臣の男が立ち塞がるのだった。
【26話】感想
カルテン公爵家の令嬢と結婚しなればならない理由。それをビセンテはちゃんと理解しているようです。まだ15歳なのになんて賢いんですかね。
本人が承諾してしまっているので、阻もうとするのはエルセラのみ。果たしてこの結婚話の行方はどうなってしまうのでしょうか。
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