ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
酔った日の翌朝
酒に酔ったエルセラは、ハルゼンに運ばれてそのままベッドで眠りについた。
翌朝目が覚めたエルセラは、二日酔いか少し頭が痛いようだ。
そして微かに覚えている昨日の記憶。ハルゼンのおでこにキスしたことを思い出し、貴婦人の恥よと落ち込むのだった。
それから彼女はリエンに今日の予定を伝えられる。今日は午前中にザルデア伯爵夫人と会う予定なのだ。
そうだったわねと思い、エルセラは準備をするのだった。
ザルデア伯爵夫人の悩み
ザルデア伯爵夫人は一人娘のアドラ・ザルデアのことで悩んでおり、それでエルセラに相談をしたいようだ。
アドラはとある理由で神学校に通っており、彼女からザルデア伯爵夫人のところへ手紙が届き、このような内容が綴られていた。
まずザルデア伯爵夫人が勧めていたダートナー卿との婚約をするつもりはないということ。そしてルーデンシアに亡命し神学者になろうと思っていること。
最後にザルデア家とは縁を切るということ。
娘からこのような手紙が送られてきた背景には、アドラ自身の辛い事情があった。
ザルデア家はあまり力が強くなく、そのせいでアドラは他の令嬢から仲間はずれにされていたのだと。そして何名家の貴族の子息に慰み者にされたのだという。
それでも家門の力が弱いためザルデア家は声を上げることが出来なかったのだ。
その状況から逃げるべくアドラは神学校に通うことにした。そこでは貴族令嬢に虐められることもないはずで、娘の意志を尊重してザルデア伯爵夫人もそれを許可したのだ。
そんな中で先ほどの手紙が娘アドラから届いたのである。ルーデンシアに亡命して家門とは縁を切ると。
ザルデア伯爵夫人が娘の為を思って婚約を後押ししたわけだが、アドラ本人は夫に大切にされないかもしれないという恐怖があり、むしろ仇となってしまったようだ。
一人娘が家に帰ってこず、今さら子供を産むことだって難しい。そう言ってザルデア伯爵夫人は泣き崩れる。
そんな彼女に対してエルセラは、とりあえず娘を家に呼び戻しましょうと提案し、良い考えが浮かびましたと言うのだった。
知らされていなかった重大な話
ザルデア伯爵夫人に会った後、エルセラはビセンテは元々予定していた演劇を一緒に観に来ていた。
しかしエルセラは終始ボーっとしているようで、そんな母の様子にビセンテも戸惑う。
彼女はザルデア伯爵夫人に相談されたことについてずっと考え込んでいるのだ。
演劇が終わり、しばらくしてビセンテに話しかけられたことでエルセラはハッとする。やっと正気を取り戻したようだ。
そんな2人の元にカルテン公爵夫人とオリビア・カルテン嬢が現れた。彼女たちも偶然同じ演劇を観に来ていたようだ。
彼女らと軽く会話を交わすが、その中でエルセラは衝撃の事実を知る。
どうやらオリビアとビセンテの婚約の話が進んでいるという。
エルセラの知らないところでハルゼンが婚約話を勝手に推し進めていたようだ。
当然エルセラからしたらそんな話を許せるはずがない。
すぐにでもハルゼンと話をするため、エルセラはビセンテと共に大急ぎで馬車を走らせた。
エルセラが取り乱している馬車の中、婚約者本人であるビセンテは、婚約の件なら私は別に気にしていませんよと冷静に言うのだった。
【14話】感想
ザルデア伯爵夫人は一人娘のことで悩んでいるようです。力が弱い家門だからといって仲間外れにされるとはひどい…。決めつけですが虐めてる側にオリビアが居そうな気が。笑
エルセラはその件で相談されたわけですが、彼女の思いついた良い考えとはいったい何なのか気になります。
そしてまさかのビセンテの婚約話がこっそり進められていたとは。これが本当ならハルゼンのこと見損なってしまいますよ本当に。
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