ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【16話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リューディガーの母ソフィア
前回ユディットたちはヴィンターバルトの地に到着していました。
そして今回馬小屋管理人のハンスという男に出迎えてもらい、無事に城に到着。
リューディガー以外にヴィンターバルト家の人々が初めて登場するわけですが、その中でも注目すべき人物は彼の母ソフィア・ヴィンターバルト公爵夫人です。
というのもユディットが小説で知っている内容では、貴族の手本のような考え方を持つ人物で、冗談なども到底通じない性格なのだとか。
城に到着してすぐに対面した場面では、ものすごく威圧的な印象でした。
いや~怖いですね…。いかにもユディットのことを虐めてきそうな悪い奴という感じがします。
実の息子より腹違いの息子を?
第10話でも触れられましたが、ソフィアはヴァネッサ王女の元メイドであり、彼女に最も近くで仕えていた人物。
そんな彼女がヴァネッサ王女亡きあとに、次期公爵夫人として選ばれたわけですね。
なぜそのような流れになったのかは詳しくは明かされていません。王女のメイドが公爵夫人になるなんて、ちょっと珍しいので何か理由がありそうな気もします。
そして驚きなのが、ソフィアは実の息子であるリューディガーよりも、ヴァネッサ王女にそっくりなヨナスを大事にしていたのだとか。
それだけヴァネッサ王女を慕っていたということなのですかね。
それにしてもリューディガーが気の毒になってしまいます。母が自分よりも、腹違いの兄に愛情を注ぐだなんて。
もしかしてリューディガーのヴィンターバルト家で肩身の狭い思いをしたりしているのですかね?彼の立ち位置が気になるところです。
公爵夫妻との食事
これまで散々ソフィアが怖そうな印象だという感想を書いてきたわけですが、後半は公爵夫妻との食事の場面が。
公爵のマクシミリアン、公爵夫人のソフィア、そしてリューディガー、ユディット、ルカの5人で食卓を囲うわけです。
ルカはヴィンターバルト家の後継者候補なわけですが、言うたらユディットは部外者みたいなものですよね。
なので厳しく当たられるのかなと思っていたのですが、全く予想外のことに。
なんとあの怖い印象だったソフィアは、ユディットのことをすごく気遣う優しい言葉をかけてくれました。
いや~、それがまた逆に不気味!笑
一方のリューディガーは、優しい態度を見せるソフィアにちょっと戸惑っているようで。
リューディガーやルカみたいにソフィアも小説でのキャラクターからちょっと違うのかなとも思いましたが、実の息子のリューディガーも困惑しているということは、いつもと違うということなのでしょうね。
普段は厳しいのにユディットの前では優しく振舞っているのですかね。一体どういうつもりなのでしょうか。
これから始まるヴィンターバルト城での生活ですが、なんだかいきなり先行き不安になってしまいます。笑
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