ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【38話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
狩猟大会参加中のエドハール
皇帝の誕生記念狩猟大会に参加しているエドハール。
野生のウサギに向かって矢を放つも命中することはなく、実力が発揮できていないんじゃないかと第2皇子デルフィトは不満そうな様子だ。
デルフィトとしては、自身の勢力である第2皇子側を支持しているヒスビリアン家に良い結果を残してほしいわけである。
調子が悪い理由として弓を変えたばかりだからと説明するエドハールだが、実際はそうではない。
彼のもとにもエルが拉致されたという報告が届き、少しでも早く屋敷に帰る名分を作りたいのだ。そのためわざと矢を外しているのである。
陛下が直接主管されている大会だぞとデルフィトは詰め寄るも、エドハールが彼の意思を変える様子はない。
そんなところに新たな報告が入って来た。
先に屋敷に帰っているレイナからの伝言であり、狩猟大会にとどまって怪しい者を探してほしいのだと。そしてレイナは体調が悪いということにしてくれとも。
エドハールはレイナのことも心配であったが、その伝言の通りにすることに。
どうか無事でいますようにと彼は心の中で願っているのだった。
エルがいなくなった部屋で
レイナは屋敷の使用人に、エルがいなくなった経緯について話を聞いてた。
使用人の話によると、アグラクシアの騎士がエルを連れて行ったのだと。
皇后が公子に会いたがっているからということで、レイナからの指示だと聞いていたようだ。
しかしレイナ自身はそんなこと知らない。
なぜアグラクシアの騎士だと分かったのかとエルダーが聞くと、屋敷の騎士に間違いないと確認してもらったのだと。
エルダーはさらに情報収集するため、いったんその場を離れるのだった。
部屋に一人となって、力なく床に座り込んでしまうレイナ。そんな彼女のもとにシルフィードが現れた。
シルフィードによると、ウンディーネと連絡が取れないのは魔法のせいだろうと言う。精霊と精霊術師のつながりを邪魔するのは魔法しかないらしい。
そしてまたシルフィードも状況を探るからと言ってその場から姿を消すのだった。
冷静になったレイナ
またエルダーが部屋に戻って来てレイナに調査状況を報告する。
屋敷の者たちに聞き込みを行い、エルを誘拐したと推定される団員の所在を追っているところなのだと。内部にスパイがいる可能性も含めて調べているのだ。
一方レイナは完全に落ち着きを取り戻したようで、エルダーに指示を出す。
まず今起こっていることは絶対に外部へ漏らしてはいけないということ。それからエドハールには狩猟大会に残るよう伝えて、怪しい者がいないか調べるようにと。
皇帝が主管する大会で夫婦どちらもが席を外すとなると、問題が発生したことを知らせるようなものだと判断したのである。
そして必ず犯人を捕まえて見せしめにしなければいけないと言う。
そのような冷静な判断に、エルダーはエドハールの姿を重ねた。こんなにすぐ感情を整理できるなんて…と。
エルダーはレイナの指示に従い、そしてレイナは再びシルフィードを呼び出す。
私がこの部屋を去った後何があったかを見せて。ひとつ残らず全部。
彼女はそのように言うのだった。
エルの居場所は
そのころエルはルイシャと一緒に皇居にいた。彼女は先代公爵の姉であり、エドハールとは不仲である。
そして彼女は、今頃この子がいなくなったことに気づいたかしらなどと言っている。まさにエルを拉致した犯人だ。
またエルの拉致については、わざと皇女ミルアに情報を流していたよう。
狩猟大会の場でミルアがレイナに、エルのことを気を付けたほうがよいと言ってきたのはそのためのようだ。
性格上喋らずにはいられないミルアのことを、ルイシャがうまく利用した形である。
そしてルイシャのもとには皇帝もやって来た。この拉致はルイシャが主導していることだが、それが皇帝の耳にも届いたようで話を聞きに来たのである。
今回エルを拉致した理由、それは警告なのだと。ルイシャは、ヒスビリアン公爵が今までそうだったように、エドハールには前に出てこないで静かに暮らして欲しいと言う。
私のやることを止めないでくださいとルイシャは言い、皇帝もそのことを承諾した。
そしてルイシャは、来たついでにあの精霊を処理してもらえますかと皇帝に言う。
あの精霊とはウンディーネ。精霊は宮殿に刻まれた魔法陣に耐えられないはずだが、ウンディーネはブルブルと震えながらも必死にエルに寄り添っているのだ。
ウンディーネの意志の強さを見た皇帝は、公爵夫人の心が強いのか…?と思った。そして何かを試そうと皇帝はウンディーネに向かって手を伸ばしてくる。
ウンディーネは涙を流しながら、レイナ!!と心の中で叫んでいるのだった。
【38話】感想
エルを拉致した犯人はルイシャでしたか。前回までの話で、犯人はモニカなんじゃないかと勝手に思っていましたが。ルイシャもそういう悪事を働くのですね。許せません。
ただレイナは、この部屋で何があったのかを見せてとシルフィードに要求していました。つまり”精霊の再演”をしろということですね。その手があるのを忘れていました。
またウンディーネのことを処理してほしいと皇帝に行ったルイシャ。酷い女です。果たして彼女の運命はどうなってしまうのでしょうか。
以前レイナがエルに特別な指輪をはめてあげたことがありましたが、それが何か守ってくれそうな期待もしてしまいます。この後の展開が気になりますね。
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