ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エルのための温室
エドハールがやり直せることになった人生。
彼はレイナとエルに許しを乞うために変わったわけだが、その人生ではレイナもまた変わってしまっていた。
過去に回帰してからある日、エドハールはヒスビリアン邸の敷地内に温室を作ると言い出す。精霊石を利用した自然の気運がいっぱいの温室を作ると。
またその温室にはアラームや警戒魔法もかけておくという。
それは全てエルのため。いつかエルの役に立つことを願ってのことだ。
これまでのことを振り返って考えるほどエルには簡単には許してもらえないだろう。
しかし少なくともレイナの死だけは阻止する。彼はそういう強い気持ちを持って、ヴィノシュト公爵に会うのだった。
もうあなたの子供ではない
ヴィノシュト公爵と会うと、やはり彼はまたいつものように要求して来た。
レイナに愛を与えずに放置しておくようにと。彼はとにかくレイナのことを不幸にしたくてしょうがないようだ。
しかしエドハールは彼の要求をハッキリと拒絶するようになった。
レイナはもうあなたの子供ではありません。ヒスビリアン公爵夫人です。
そのように明言し、これ以上夫婦のことに口を出さないようにと警告したのだった。
レイナは許してくれるのか
それからエルが生まれた。
ある日エドハールが温室にいるレイナとエルに会いに行った。エルと名前を呼ぶと目を合わせてくれますよとレイナが言ってくる。
思ったよりも普通に接してくれるレイナに、自分のことを許してくれるのだろうかとエドハールは感じた。もっと近づいてもよいのかと。
そしてエルの生後50日の命名式でのこと。
あなたは私がすきなのですか?と突然聞いてきたレイナ。
まさかの質問にエドハールは戸惑い、ドキドキと胸が高鳴った。
なんて答えればよいのだろうかと考えているとエドハールは戸惑ったが、彼が答えを言う前にレイナは次の言葉を発した。
いや、答えないでください。
そう言ってくるレイナに対し、エドハールは答えを言いそびれてしまった。
そしてレイナは、公爵夫人としての役割に最善を尽くすのでそれ以上のことは望まないでくださいと付け加えて言ったのだった。
帝都へ向かう船の上
場面は現在へ。帝都へ向かう船の上。
なぜ私はうぬぼれていたのだろうか…?とエドハールは思っていた。
そして朝日に照らされるレイナの横顔をみてこう思った。
ごめんね、レイナ…あなたのことが好きだと分かったよ…
彼はそう思いながら、悲しそうな表情を浮かべているのだった。
【24話】感想
今回の話は、過去に回帰してから帝都へ向かっている今に至るまで、これまでの物語をエドハール視点で描かれていました。
エルの命名式で、私のことが好きなのですかとレイナが聞いたとき、以前のこのシーンではエドハールの心情はほとんど読み取れませんでした。
今回エドハール視点で、彼女に許してもらえずに酷く落胆する彼の様子が初めて感じられましたね。
最初は悪い夫なのかと思っていましたが、今回のような話を見せられると俄然エドハールを応援したくなってしまいます。笑
いつかレイナが許してくれる日が来ますかね…。その日が訪れることに期待です。
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