ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エルラムの容姿
シルビアが魔塔の最上階の部屋にたどり着くと、そこに現れたエルラムは子供のような容姿でした。
以前第68話などで登場した時にはもっと年を取った貫禄のある姿でしたから、全く違う姿に驚きですよね。
ただそれには理由があるらしく。具体的に何年なのか分かりませんがエルラムは何百年もの長い間生きているようで、毎日壊れそうな体を強力なマナで修復して生き延びているのだと。
だからうまくコントロールできないと、他の人から見て時間が歪んで見えるのだとか。つまりそれで若く見えすぎてしまったのでしょうね。
確かにシルビアとの対話中にエルラムはみるみる年を取り、元々知っていた姿に戻っていました。
なるほど~。もうとっくに寿命は過ぎていて、大魔法使いだからこそマナで延命なんて芸当が出来るのかもしれませんね。
ちなみにエルラムからシルビアへ気になる言葉が。これがあなたが感じる私の姿だみたいなことを言っていました。
彼のコントロールだけではなく、見る人によっては若く見えたり歳をとって見えたりするということでしょうか?そこら辺はよく分からず。
エルラムの言葉の意味が気になるところですね。
シルビアが争いを終わらせる?
エルラムは断片的な未来が見えるらしく。彼はシルビアが狂信徒との争いを終わらせる未来を見たのだと。
だから彼はシルビアのことを仲間に引き入れたいと思っているみたいで、今回その説得をしていました。
シルビアはその場で答えを出すことは無く。自分がそんな大きな役目を果たすとは信じられない様子です。
まあそうですよね…。突然そんなことを言われても戸惑うのは仕方ないでしょう。
ただエルラムの見る未来は断片的であり、シルビアが争いを終わらせるとはいえ、どちらが勝利するのかまでは分からないのだと。ということは狂信徒に負けて終わるという可能性もあるということなのでしょう。
その場合シルビアが争いを終わらせるという言葉の意味がいまいちよく分からなくなってしまいますが…。
あとエルラムはシルビアが精霊王と契約していることを知っていて、彼の希望でシルピードと2人きりで話すことに。
このままではシルビアが死ぬかもしれないとシルピードに発破をかけて、協力するよう仕向けていました。狂信徒との争いにはシルピードの力は不可欠かもしれませんね。
以前第80話で、エルラムがシルビアの過去回帰のことを知っていそうな意味深な描写がありましたが、今回それについては触れられず。今後明かされることに期待です。
前の契約者は初代皇帝?
シルピードの前の契約者について新たな事実が明かされました。
これまで前の契約者については、第36話、第64話、第81話あたりでも触れられていましたね。
現時点で分かっていることは、シルピードに食の喜びやカジノなどの娯楽を教えた人物で、何となくシルビアに似た女性であるということでした。
そして今回分かったことは、なんと帝国を建てた人みたいです。想像以上に偉大な人物でしたね…。
エルラムはその人物尊敬しているよう。そして”陛下”と呼んでいて、おそらく初代皇帝ということになるのかもしれません。
シルピードに発破をかけるとき、前の契約者のようにシルビアを失うかもしれないぞと発言していたので、前の契約者は不本意な形で命を落としたのでしょうね。前の契約者の死については第81話でも少し触れられていました。
シルビアに何となく似ていることから彼女に何か関係があるのではと思ってしまいますが、そこら辺の真相も気になるところですね。
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