ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【73話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
関係を壊さないため
前回テーヴは人を好きだという感情がないと発言し、シルビアはその言葉を受けて一人涙を流していました。
今まで感じた一緒にいるときの高揚感とか胸の高鳴りとかを思い返すと、彼女としては悲しかったでしょうね。
ただその発言には彼の思いがあったようで、今回テーヴ視点でその気持ちが描かれていました。
テーヴは他人から愛情を受けないまま育ってきた中で、シルビアに出会い、特別な感情を覚えたようで。
やはりそうでしょうね。これまでの描写を振り返ると、テーヴがシルビアを好きなのは明らかです。
ただ同時にその関係を壊したくないという意味で恐れも感じているらしく。
好きだと伝えて、もし断られでもしたら一緒に居られなくなるかもと恐れているということでしょうか?
だから敢えて本人の前で、人を好きだという感情がないと発言して、恋愛感情などないと強がったのかもしれません…。
シルビアのことが大事な存在だからこその悩みなのですね。
テーヴは護衛騎士で、シルビアは守るべき対象。そんな立場もまた恋愛の発展には足かせになりそうです…。
今回のテーヴの発言はシルビアを悲しませてしまったわけですが、いずれ誤解が解けて本心を伝えられると良いですね。
ステラの正体は
シルビアはギルド長のケンと会い、そして彼の話によりステラの正体が判明しました。
何と彼女は隣国のプラトー王国の王女ステラ・アルビス。
ちょっと衝撃ですね…。まさかの王女だなんて想像を超えていました。
ケン曰く、彼女には病弱な王子である双子の兄がいて、ほとんど顔を見せないのだとか。ただ目撃証言はあるから生きているはずとも。
う~ん、双子の兄の存在はなんだか重要になっていきそうな予感。
病弱で姿を見せないというのは少し怪しいような…。何か公には知られていない秘密を持っていそうな気もしますね。
さらにもう一つ衝撃なのは、アルビス王家が狂信徒と関係しているのだとか。
実は前回第72話の感想考察で、ステラが狂信徒と関係あるのではないかと書いていましたが、その通りのようですね。
アルビス王家やステラの立場が気になるところ。狂信徒と関係があるとなると、敵のような気がしますが、もしかしたら案外味方になってくれたりもありそう。
何かに追い詰められてる?
夜ステラが悪夢を見ている場面があり、夢にはあの覆面を被った怪しい集団が登場していました。
以前シルビアの悪夢にも出てきた、おそらく狂信徒と思われるあいつらです。
ステラは悪夢にうなされている様子で、現実でも何かに追い詰められているのでしょうかね?
その悪夢では、王子の代わりにステラが死ぬべきだっただの、ステラの命と引き換えに王子を生き返らせようだのと。
そんな感じでステラが追い詰められているみたいです。
そういう描写からするとステラは悪者に狙われている側に見えるので、シルビアにとっての敵という感じはしないですね。
最後にシルビアがステラの部屋を訪ねて狂信徒のペンダントを見せると、彼女はかなり動揺していました。
ステラの表情はちょっと恐怖を感じているようにも見えます。
一体ステラがどういう状況に置かれているのか。なぜアカデミーにいるのか。何か目的があるのか。色々真相が気になるところですね。
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