ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ローナン家の立場
ディランとシャーリーズの反逆が成功してから、世間ではローナン家への見方が明確に変わった。
ローナン家はシャーリーズの機嫌を取らなければいけない立場だと。
そんなローナン家では、ローナン大公と息子のアカン、ダンテが3人集まって話し合いをしていた。
どうやってシャーリーズに許しを乞えばよいかと話すダンテだが、父は少し違う可能性について考えていた。
もし反逆が失敗していた場合、シャーリーズは反逆罪に問われることになっていたが、除籍申請書のおかげでローナン家は罰を受けずに済んだだろうと。
つまりシャーリーズが除籍申請書を送ってきた理由は、ローナン家を存続させるためだったのではないかという考え方である。
しかしアカンとダンテはそのようには解釈し難いようだ。
そして特にダンテはこれまでシャーリーズを蔑ろにしてきたことを後悔し、全て手遅れだと感じているのだった。
ディランと飲んだ翌日
ディランとお酒を飲んだ次の日。
シャーリーズは昨夜の彼とのエヒリトゲームのことを思い返していた。
そのゲームで彼が自分のことを愛しているのだとシャーリーズは確信し、それはおそらく彼の母である第7后妃の葬式の後だろうと思った。
ディランが自分に想いを寄せているとなったら、その感情に合わせて計画を変更しなければならない。ただしその計画はディランにとっては良いものではないだろう。
シャーリーズは一人そのように考えていた。
そんな彼女のもとに侍女のメリーがやって来て、皇帝宮に居所を移す準備が終わったと報告してくる。皇帝宮はシャーリーズが前世で魔剣キーラとして400年間過ごした場所だ。
彼女のために用意されたのはライラックルーム。皇帝宮で最も安全で内密となっている部屋だ。
それは本来皇帝であるディランが使うべき部屋だが、彼の意向でシャーリーズに割り当てられたのである。
そして彼女はその部屋にピアノを持ってくるようにとメリーに指示するのだった。
実戦に近い訓練
その日の剣術の授業の時間。
シャーリーズはいつもと違う練習をしようと言う。
より実戦に近い訓練ができるよう、剣の刃に毒を塗っているのだと。お互いに命を奪う覚悟で戦おうと言うのだ。
そんなシャーリーズの言葉にディランは動揺する。愛する人に毒が塗られた刃を向けるなどためらうのは当然だ。
ディランはシャーリーズに試されているのだと感じ、愛していることをバレてはいけないと思いながら戦うが、どうしても集中できない。
結局あっさりとシャーリーズに剣を突き付けられてしまい勝負ありとなった。
実戦だったら殺られていましたよとシャーリーズは言うが、ディランはどうしても彼女のことを傷つけたくないし、捨てられたくもないのだ。
そんな彼の様子を見てか、しばらく休んでから授業を再開しようとシャーリーズは言うのだった。
【43話】感想
ローナン家の家族会議のシーンはこれまで何度かあったと思いますが、いつもシャーリーズに関する話で重たい雰囲気な気がします。
この感じだと、彼らはシャーリーズを蔑ろにしたことをずっと後悔し続けるのかもしれませんね。
それからシャーリーズとディランはより実戦に近い剣術の訓練をしましたが、彼女を傷つけたくないディランは困ってましたね。これもまたシャーリーズの作戦でしょうか。
ディランからの好意も含めて計画を立てるシャーリーズと、好きであることをバレないようにしたいディラン。
これから心理的な駆け引きが見られそうで楽しみです。
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