ピッコマで公開されている「悪役として生きていきます」のネタバレと感想になります。
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「悪役として生きていきます」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
重なった婚約式と誕生日
カシアンとキャサリンの婚約式が娘の誕生日と重なり、オベロン公爵は憤っていた。
既に広く周知されていて、婚約式の日付が変わることはないだろうという。
まさかテオハリスがカシアンのことを投げ飛ばしたからじゃ…とイブリアはふと思った。
イブリアの誕生日に参加する者は必然的に少なくなることが予想されるが、彼女としては招待したい人たちは皆呼んでおり、あまり気にしていない様子である。
むしろ本人よりも父のオベロン公爵のほうが憤っており、必ず最高の誕生日にしてやる!と意気込んでいるのだった。
人々の反応
それから人々は、どちらのパーティーにより多くの人が参加するかという話で盛り上がった。誰がどこへ行くかをめぐって賭けを行う者たちもいた。
結局はカシアンとリダンの両王子の支持派によって大きく別れ、元からどちらの派閥か明確な人は問題ないが、中立的な人たちも立場を明確にするよう迫られることになった。
つまりイブリアの誕生日は、単なるお祝い事ではなく政治的な意味を持つようになったのだ。
そして彼女が計画したアーチボルドとテオハリスにブローチをつけて貴族たちのパーティーに参加してもらうという営業法は大成功し、招待席の予約が殺到することとなる。
イブリアは王都でも仕事に追われ始めたのだった。
美容のスペシャリストたち
イブリアは誕生日に向けてスキンケアを受けていたが、そんな最中にもエマに文書を読み上げるよう指示し、ひと時も休む様子はない。
しかしイブリアにどうしてももっと綺麗になってほしいエマは、紹介したい人たちがいると言って呼び出す。
そこに登場したのは、ヘア担当のデイジー、メイク担当のジェニー、衣装担当のラナ。
イブリアを最高に綺麗にするためのスペシャリストたちであり、エマはだいぶ苦労して彼女たちを迎え入れたようだ。
早速彼女たちはパーティー当日の格好について話始める。
ジェニー曰く、普通成人式の誕生日パーティーは白ドレスが一般的だがイブリアには濃い色のドレスが似合うだろうと言う。
キャサリンも婚約式で白を着るはずだからそういう意味でも濃い方がよいかもとイブリアも思うのだった。
それから服装を話し合う中で、エスコートしてくれる男性は誰ですかとジェニーが聞いてきた。
イブリアはとっさに、部屋の奥に立っているテオハリスを指さし、あの護衛騎士よと答えるのだった。
イブリアをエスコートする男性
イブリアをエスコートするというテオハリスを見て、ジェニーたちはそのイケメンさにうっとりする。
しかしそんな話初耳であるテオハリスは、エスコートの話なんて聞いてないとイブリアの心に話しかける。
それでもイブリアとしては、当然テオハリスに一緒に参加してもらうつもりだった。
そんな心の会話をしていると、イブリアは彼の言い分とは関係なくテオハリスが人混みが苦手なことをふと思い出し、やはり他の人と参加しなければならないかと思い直す。
父か兄か、それともエレールから来た騎士たちのほうが無難か。そう考え、イブリアはライオネルに頼もうと思った。
しかしそんな心の声を聞いたテオハリスは、彼女の元に近寄って跪き、私にエスコートさせていただけますか?と言って手を差し伸べる。
どうやら彼は自分がイブリアのパートナーとして参加したかったようだ。
イブリアはその手を取って、もちろんです!ハリー!と笑顔で答えるのだった。
【35話】感想
こっちが公女で相手が王太子となると、だいぶ分が悪いようにも思いますが、どちらの方が多くの客を迎え入れることが出来るのか楽しみですね。
そして自分がイブリアをエスコートすると言い積極的に乗り出したテオハリス。そのポジションをライオネルに取られたくなかったのでしょうか。なんだか微笑ましいです。
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