【81話】悪女を殺してのネタバレを含む感想と考察！

ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。

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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【81話】感想と考察（一部ネタバレを含む）

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

クイエス・ミジェリアンの過去

小さい頃から無表情で何事にも無関心だったクイエス・ミジェリアン。心配した両親は結婚して子供が生まれたら変わるだろうと考え、クイエス・ミジェリアンは今のミジェリアン侯爵と結婚することに。

クイエス・ミジェリアンに一目ぼれをしたミジェリアン侯爵は形だけでない本当の夫婦になれるよう努力しましたが、依然としてクイエス・ミジェリアンは無関心なまま。

ミジェリアン侯爵は彼女が自分に無関心なままなことが辛くなり、酒やギャンブルや女遊びと荒れていくのでした。

愛している人に無視し続けられてミジェリアン侯爵はだんだんと荒れてしまいましたが、今では狡猾なイメージのミジェリアン侯爵も昔はピュアな気持ちがあったのですね。

ちなみに若い時のミジェリアン侯爵はイアソン系のイケメンなので、漫画でご確認ください。笑

この漫画は主人公だけでなくて、周りのサブキャラクター目線の話や育ってきた背景などが知れるのもおもしろいです。

クイエス・ミジェリアンのお願い

クイエス・ミジェリアンが妊娠すると、荒れた生活を辞めて彼女が変わることに期待してミジェリアン侯爵。

しかし、出産しても彼女は子供にも無関心なままで、彼女の体調は急激に悪くなってしまいます。

もう何も願うことはないから生きて欲しいと願うミジェリアン侯爵。

そんな彼に初めてするクイエス・ミジェリアンのお願いは、死んだあとに自分の遺体を剥製してほしいというものなのでした。

ミジェリアン侯爵…さすがに可哀そうに思ってしまいました。

結局、クイエス・ミジェリアンは変わることがなく、クイエス・ミジェリアンのままだったということですね。

クイエス・ミジェリアンの遺体が剥製されたまま屋敷にあったのは、彼女の最初で最後のお願いを聞いていたということ。

ミジェリアン侯爵にとって辛いお願いだったとは思いますが、愛する彼女のためそう選択したのかもしれませんね。

最高の席に

クイエス・ミジェリアンとミジェリアン侯爵の話を侍女から聞き終えると、以前彼がエリスを最高の席に座らせたかったという言葉を思い出すエリス。

クイエス・ミジェリアンにできなかったことを娘にしてあげたかったのだと思うのでした。

だからミジェリアン侯爵は娘のエリスを皇太子妃にしようと躍起になっていたのですね。

ミジェリアン侯爵とクイエス・ミジェリアンは今のエリスにとって本当の両親ではないにしろ、侍女から昔の彼らの話を聞いて何か思うことはあったのでしょう。

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