ピッコマで公開されている「悪女を殺して」のネタバレと感想になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ヘレナへの言葉
ヘレナはエリスに気が付くと、彼女に必死に謝罪をした。
エリスの成人式に連れて来たイアソンも、同じドレスを着せた皇太子も謝ってこなかったのに、1番力がないという理由で彼女は謝っていた。
エリスはヘレナがひたすらに幸せだと誤解をしていたことに気が付いた。たとえ彼女の手に傷がなくても、心に傷を負っていたのだ。
泣きじゃくるヘレナに、大丈夫だから泣いてもいいよとエリスは声をかけた。
相変わらずヘレナのことは嫌いではあったが、これくらいの一言は言ってもいいだろうとエリスは思うのであった。
夜の庭園
1人になり、どさっと庭園のベンチに腰をかけるエリス。
アナキンを呼びつけると、お酒を持ってくるように言う。
2人はベンチに隣同士に座ると、エリスはアナキンに自分の話をして欲しいと頼んだ。エリスはアナキンがどのように生きていたのか、なぜ騎士になったのか、彼のことが気になったのだ。
アナキンは自分は孤児であり、両親の記憶はないのだと話す。そして、孤児院で育ったあとに、自立した時にあの少女と出会ったのだと。
街でエリスのことを匿ってくれたあの少女。エリスはまだあの子の名前を聞いていなかった。アナキンは今度会った時に聞いてみてくださいと言う。
そして、今度はアナキンが騎士になった話に。彼はエリスが選んでくれなかったら傭兵になっていたかもしれないと言う。すると、エリスは放浪騎士も合ってたんじゃない?と答えた。
放浪騎士とは独りで孤独にさすらい、出会った人を助けることで代価をもらうのだ。
2人が空を見上げると、そこにはたくさんの星が広がっていた。
星に詳しく説明してくれるアナキン。エリスはその横で、もし自分が死んで元の世界に戻ったら、残された人たちはどうなるのだろうと考えた。
自分は罪のない人たちを犠牲にしても、ここを去ることができるのか。そして、アナキンのことをただの小説の中の人物だと考えられなくなってきている自分に気が付いた。
旅行へ
成人式が終わり、エリスはメテウス神官のいるボニテオに行くことができることになった。
成人式で起きた婚約者である皇太子の突発的行動に傷ついたということで、ランドール地方への旅行が許されたのだ。
旅行の荷物を持って部屋を出ようとするエリスを見送るメイドのエンマ。
彼女はエリスが二度と戻ってこないのではないかと恐れているようであった。
アナキンを連れて魔道列車の駅に来たエリス。
侯爵家の追跡者に監視されないために、アナキンにすべての停車駅の切符を買っておくように指示をしておいた。
そして、魔道列車に乗り込む神官らしき姿を見ると、満足気の表情を浮かべるエリス。
発車時刻になり、エリスとアナキンは列車に乗り込むのであった。
出発
魔道列車に乗ったエリスたち。彼女は1両まるごと貸切っていた。
ランドール地方に行くと見せかけて、途中駅のボニテオで降りる予定だ。
エリスは今回の旅行で「皇室」「侯爵」「謎の神官」この3つを欺こうとしているのであった。
【29話】感想
ヘレナも苦しんでいるということに気が付いたエリスは優しい言葉をかけてあげました。もちろんお互いのことはまだよく思ってはいませんが、今後2人の関係に変化がみられるかもしれませんね。
いよいよメテウス神官のところに向かうエリスたち。列車に乗っていた神官らしき人はやはりフィブリスなのでしょうか。
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