ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【37話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
一緒にいたい
今のカエナ皇女なら一緒にいても大丈夫。
ラファエロはそう思うと、思わず顔を赤くした。
彼女の近くでエスコートする時も、彼女の素手にキスをするのも、中毒になりそうな心地よい安心感がある。
そう、私はあなたのそばにもう少し長くいたい。
ラファエロは自分の胸に手を当てると、カエナにこう言った。そんな誓いがなくても、殿下のお言葉を信じますと。
断ち切りたい運命の糸
ところで、なぜ架空の人物と結婚したいのですか?とラファエロは尋ねた。
実在しない人物は絶対に毒殺されることはないからと答えるカエナ。
レイジェフから逃げるには架空の人物と結婚する方法しかないとカエナは考えていた。そうでないと、私より先に夫がレイジェフに殺されてしまうだろうから。
レイジェフは夫を殺したら私を利用する。あの時のレイジェフは、私をハインリヒ大公家に送って利用しようとしていた。
皇女の別名は「皇子のマリオネット」。私はこの運命の糸を断ち切りたいのだ。
カエナは話を続けた。だから、あなたの助けが必要なのよ。そして、すべてはあなたが家を継いでこそ可能なのだと。
ラファエロはそれでしたら心配はいりませんと答えた。
小説の中だとキッドレー公爵夫婦の離婚訴訟が終わると、不倫した婿養子の公爵は実家に帰ることになる。
詳しいことは小説になかったけど、ラファエロが小さい時に不倫したと書いてあったっけとカエナはじっとラファエロを見つめた。
すると、どうしてそんなに見るのですか?とラファエロに気付かれてしまうのであった。
積極的なラファエロ
明るい色がすごく似合うなと思ってと、ごまかすカエナ。
すると、殿下もそうですよと彼は笑いかけてきた。
彼の言葉に思わずときめいてしまうカエナ。
仕上げないといけないことがあるからこれで失礼するねと言い、カエナは立ち上がった。
すると、エスコートしますと言って彼女に近づくラファエロ。
あまりの近さにカエナが戸惑っていると、不快ですか?とラファエロは尋ねる。
カエナがそれを否定すると、じゃあなんで私を避けようとするのですか?と言って彼女の髪に触れるのであった。
私はただあなたが嫌なんじゃないかと思ってとカエナが答えると、嫌じゃありません、むしろ避けられる方がもっと嫌なんですとラファエロは言うと、彼女の腰に手を添えた。
結局、彼のエスコートを受けることにしたカエナ。
カエナの表情はいつのまにか赤くなっているのであった。
傷跡
キッドレー公爵領は他国との国境線が入り組み、野蛮族の侵入が多かった。
幼いラファエロが年ごろになると、徹底した準備で野蛮族を抹殺して、一気に西部国境線の整備に至ったのだ。
側近のバスタンは戦場にいた時のことを思い出すと、ラファエロが主人じゃなかったら私は死んでいただろうなと思った。
そこに、半裸のラファエロがやって来た。鍛え抜かれた彼の上半身には、多数の傷跡が残っているのであった。
【37話】感想
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