ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
フローレの怒り
夜皆が寝静まったころ、マーガレット屋敷内をこそこそと歩き回っているフローレ。
どうやら先日の舞踏会のときにジョアンナ・フィバートと手を組み、今日馬車で屋敷にやって来ることになっているのだ。
それと同時に、フローレはジョアンナに対して怒っていた。計画を助けてあげたのに…と。
その舞踏会でダリアは毒酒を飲んだわけだが、黒幕はジョアンナであり、彼女の指示でフローレがダリアに渡したようである。
しかしフローレには教えられていないことがあった。なんと毒は3つのグラスすべてに入っていたのだ。
その事実を後から知ったフローレは、ダリアだけでなく自分も殺されそうだったことに気づき、ジョアンナへの怒りをにじませているのである。
あんたなんかが私をチェスの駒として使うなんて許せない!
そう思いながら約束の場所に止まっている馬車に乗り込むと、そこにいたのはジョアンナではなく彼女の使いの女であった。
馬車に乗っていたのは
本人じゃなくてお手伝いを送って来たの?とフローレはますます怒りが湧いてくる。
一方ジョアンナの使いの女はフローレのことを見て、礼儀のなってない行動を見るとやっぱり私生児ねと思った。
そんな彼女に対し、フローレはバチンと強く頬を叩く。メイドのくせにその態度は何なのよ!?と喧嘩腰だ。
どんな手を使ってでもダリアを片付けられるように計画を練り直しなさいと言うフローレ。さもなければ先日の毒酒事件の黒幕がジョアンナであることをばらすと脅す。
フローレは一方的に言いたいことを言い、さっさと馬車を降りてしまう。
ジョアンナの使いはフローレのことを引き留めようとするも、聞く耳を持たず帰っていくのだった。
部屋に戻る途中、フローレはダリアのことを考えていた。
明日ダリアには結婚してこの屋敷から去る。そして自分はノエルと結婚してダリアに復讐するのだと。だからノエルの心を掴まなければと思っていた。
ある手紙
またフローレは少し前に見た彼女宛ての手紙のことを思い出していた。
少し前のこと、フローレの本には手紙が挟まっていたのだ。
それはフローレ宛てのもの。中身を見てみると、あなたが別の世界から来たことを知っていますと書かれている。そして、そんなあなたへこの世界の真実を教えてあげたいとも。
その手紙により、フローレは自分が小説の主人公であることを知った。
手紙の内容を全て信じているわけではないが、少なくとも自分が転生していることは当たっており、多少は信頼しているようだ。
もし手紙の内容が本当であればダリアの全てを簡単に奪える。
そのように思い、フローレはクスクスと不気味に笑っているのだった。
マーガレット屋敷へ
毒酒で倒れてから暫くヨハンのネオディア屋敷で過ごしたダリアは、一旦マーガレット屋敷に帰ることにした。
結婚式の前に両親に最後の挨拶をしたいのでという口実だが、フローレの監視のためにお手伝いを数人雇う必要があるからと考えていた。
体調がまだ完全ではないことを心配するヨハンだが、夜中には帰って来ると言うダリア。
彼女はヨハンに見送られて馬車を出発させた。
ダリアを見送ったヨハンは、変な気分だ…契約なのに…と思っているのだった。
それからダリアがマーガレット屋敷へ向かう馬車に乗っていると、突然ガタンと馬車に衝撃が加わる。
突然どうしたのかと思ったダリアだが、使用人がドアを開けて彼女に予想外のことを伝えてきた。
なんと皇帝がダリアに会いたいと言っているのだとか。
その報告にダリアは戸惑うのだった。
【19話】感想
毒酒の黒幕はジョアンナでしたか。そしてフローレと手を組んだふりして、フローレごとダリアを殺そうとしたようです。
引き続き一緒にダリアを殺すために協力する方向で進めているようですが、当然ジョアンナとフローレの間に信頼関係はないでしょうね。いずれ仲間割れして自滅してくれればいいのですが。
それからフローレ宛ての手紙ですが、それを書いた主はダリアでしょう。転生を知っているのは彼女だけのはずなので。
意図的にフローレに情報を与えたのでしょうか。主人公だと知らせて油断させようということなのか、ダリアの思惑が気になるところです。
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