ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
ヨハンの決断
毒酒を飲んで気を失ってから無事に目を覚まし、何とか食事を口にしているダリア。
そんな彼女を見て、本当に無事でよかったですとヨハンは言ってくれる。
それから彼は”大公殿下”ではなく”ヨハン”と呼んで欲しいと言う。その方が周囲からも親密な仲に見えて目標も達成しやすいだろうと。
彼女は”ヨハン”と呼ぶことを受け入れた。
またヨハンは、この間ダリアに提示された3つの条件を全て受け入れることにしたと話す。
嘘をつかないこと、裏切らないこと、そしてフローレに同情してダリアの邪魔をしないこと。この3つである。
毒に倒れたダリアのことを見て、自分のせいで危険にさらされる機会の増えたダリアに責任を感じたのだろう。
そしてさらに彼は、結婚を正式に発表するということも明言した。
まずは婚約からという話だったが、ヨハンはダリアとの結婚を早くも決断してくれたようだ。
陛下の許可なしで大丈夫ですか…と戸惑うダリアだが、許可するしかないように仕向けると彼は言うのだった。
計画通りには行かず
フローレがその後どうなったのかダリアは気になっていた。
原作通りであれば貴婦人たちに虐めを受けて温室に隠れていたところ、ノエルと出会うはずだったのだ。
しかしヨハンによると、フローレは毒に倒れたダリアを見て気絶してしまい、そのままマーガレット屋敷へ帰って行ったのだと。
そしてダリアが倒れた騒動により、エルバードとジョアンナの結婚発表は見送りになったようだ。
発表は後日改めてということになるわけだが、それはダリアにとって都合が悪い。
彼女の計画ではエルバードとジョアンナが結婚して、ジョアンナとフローレが仲良くなり、フローレとノエルの中が深まらなければならないのである。
このままでは計画が…と動揺するダリアだが、そんな彼女の様子を見て、大丈夫ですか?とヨハンが声をかける。
大丈夫だと言ってダリアは立ち上がろうとするが、まだ回復しきっていないためフラッとよろけ、ヨハンがとっさに支えるのだった。
すぐに活動しようとするダリアをヨハンが落ち着かせてベッドに寝かせる。
スープに睡眠を促す薬草でも入っていたのか、急に眠気に襲われたダリアはそのまま眠りにつくのだった。
毒からの回復
ダリアは夢の中でブドウ酒を飲んで倒れるということを繰り返していた。
倒れる瞬間に見たのはフローレの恐怖の顔。しかしそれはフローレにとっては痛快さだったのだろうか。
朦朧とする意識の中で見たフローレの表情は曖昧だったが、ダリアは毒を飲まされた時の怒りと絶望を忘れないようにするのだった。
それから数日してダリアは無事に回復した。
これまで何度も医者が訪ねてきて一人の時間が全然なく、ずっと読めずにいた神のお告げをついに開くことに。
中を空けてみると、そこには”太陽が沈む前には月も昇らぬ”と書かれている。太陽と月とはノエルとヨハンのことだろうか。
その文言だけではとても理解しかねるため、またヘレンのところを訪ねて聞いてみることに。神のお告げを解釈するのも神官の仕事である。
部屋から出るとやけに外が騒がしい。
どうやらダリアに会うために、ある客がネオディア屋敷を訪ねてきたのだと。
そしてダリアの前に現われたのは、聖女ヘレン・シャルローテの兄であるアロン・シャルローテである。
少しだけお話しできますか?と彼はダリアに話しかけてくるのだった。
【15話】感想
ついにヨハンはダリアとの結婚を決断してくれました。彼女としては大きなことですね。許可せざるを得ないようにノエルに仕向けると言うヨハンですが、一体どんな手段を使うのでしょうか。
それからダリアはヘレンから受け取った神のお告げを読みました。そこにあった言葉は”太陽が沈む前には月も昇らぬ”。
太陽がノエルで月がヨハンとすると、ノエルの地位が陥落しないことにはヨハンが皇帝の座に就くことは出来ない的な感じですかね。まあ皇帝の座を争い合う関係なら当たり前のことな気もしますが。真相が気になります。
ヘレンに会って話を聞きたいと思っていたダリアですが、まさか彼女を訪ねてきたのはヘレンの兄であるアロン。一体彼がダリアに何の用なのでしょうか。
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