ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」の感想と考察になります。
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「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【93話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
滅門になったクォテリン家
クォテリン家の話を始めるクライン。
伝説の古代魔法使い「ミカエル・クォテリン」を始め、数多くの大魔法使いを輩出してきたというクォテリン家。
滅門となったのは、クォテリン家がエバンス国王に対立することに気が付いたユルーゲルが、それをエバンスに密告したから。
ユルーゲルは愛を得るために、家門を捧げたのだと。
やはり、ミカエル・クォテリンとユルーゲルは同じ家門の者だったようですね。
大魔法使いを多く輩出してきたとのことですので、ユルーゲル自体が魔法を使えてもおかしくはないと思いました。
そして、クォテリン家が滅門になったのはユルーゲルが原因だったのですね。しかも彼は自分の家門を捧げるほど、エバンスを愛していたことが明らかになりました。
それほど2人の間には絆があるようです。。
消えた情報
クラインの話によると、シエルはこの家門とはまったく関係がなく、ミカエル・クォテリンは心臓を抜いて死んだ以外に情報がないと。
アスはユルーゲルが今の大魔法使いであるシエルを消して、クォテリン家から大魔法使いを輩出させようとしているのではないかと考えますが、それはないと話すクライン。
クォテリン家は滅門になったので後継者もおらず、そんな余力はないからと。
これ以上手掛かりがないと知ると、アスは頭を悩ませるのでした。
ミカエル・クォテリンの情報は誰かがわざと消したように残っていないそうで、それがとても怪しく感じました。
クラインはクォテリン家には後継者も力もないと言っていましたが、滅門になった時に数人の子供と老人は見逃されたそうなのでアスの予想の可能性がまったくないわけではないのでは?と思いました。
また、アスも少し気にしていましたが、ミカエル王子とミカエル・クォテリンの名前が一緒なのも何か関係がありそうですよね。
クラインの見たものは
今日のところは帰ることにしたアス。
そこでようやく鯉の池の方面がアスの視界に入らないよう、彼がずっと遮ってくれていたことに気が付きます。
宮殿に戻りながら、ミオ卿が鯉を殺していたとすれば、クラインは何を見たのだろう疑問に思うアス。
そして、後片付けをしてくれると言ってくれたクラインが、自分のようにぞっとした気持ちにならないといいと思うのでした。
やはりクラインが何を見たのかが気になります。ミオ卿が鯉の後始末を終えているとしたら、そこに残されていたのはいったい…?
しかも、クラインは後片付けをすると言っていましたし。もしかして、鯉の死体以外にも、魔法とか呪いとか何か片付けないといけないものが残されているのでしょうか。
クラインの「心」
宮殿に戻ってくると、アンナからクラインからの贈り物が届いたことを聞かされるアス。
それは美しいドレスや装飾品。クラインが言っていた受け取って欲しい「心」とはこれのことだったようです。
アンナが明日は完璧に化粧をしてあげるからねと意気込むと、アスはお礼を言うのでした。
クラインがドレスや装飾品を贈ってくれましたが、やはりアスはミオ卿のドレスを着て行くことにするのでしょうか。
そうしたら、またクラインががっかりしてしまうかもしれませんね。
アンナはミカエル王子のお世話で宴会に行くことはできませんが、アスのために何かしてあげたいという彼女の優しさがうれしいですね。
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