ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第89話 | 第90話 | 第91話 |
「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【90話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
落ち着きを取り戻すアス
ミカエル王子を抱くアスを抱きかかえると、庭園のベンチに座らせるミオ卿。
恐怖で震えるアスに、君が望むならみんな殺してあげると言います。どうやらアスを助けた時にミオ卿も鯉の異変を見たようですね。
アスが抱きしめて欲しいと求めると、それに応じるミオ卿。
少し落ち着きを取り戻しながら、アスはユルーゲルがくれた薬について考えます。ユルーゲルの意図は何なのか、誰を陥れようとしたのか、そんなことを頭に巡らせているうちに、アスはいつのまにか気を失ってしまうのでした。
優しい言葉をかけるのではなく、望むならみんな殺してくれるというミオ卿がなんだかカッコよかったです。
彼の言葉の「みんな」とは鯉だけではなく、人間も含まれているのかもしれませんね。
ユルーゲルの薬が麻薬のようなものかもしれないとアスは予想しましたが、もしそうであれば彼の標的はシエルなのかアスなのか、それとも両方なのか…
そうであればアスの手でシエルを殺してしまえば、ユルーゲルからしたら一石二鳥になりますね。
鯉の残虐なシーンはもちろんショッキングなことだとは思いますが、アスがここまで怯えたのは過去にもこのような出来事があったのではないか?とも思いました。
記憶はないけれど、体はその過去のトラウマを覚えているとか…
ひとまずミオ卿がすぐに助けに来てくれたので、大事にならなかったのは良かったです。
不死
夜、目を覚ますと自分のベッドにいるアス。隣ではミオ卿が寝ており、どうやらシエルがミカエル王子の面倒を見てくれていたよう。
シエルが手にお茶の入ったカップを持っていることに気付くと、痛んでいたから飲まない方がいいと奪い取ろうとするアス。
飲んだら死ぬかもしれないと言うアスに、大魔法使いは不死だから大丈夫なのだとシエルは答えるのでした。
シエルが持っているお茶がユルーゲルからもらったものかもしれないアスは焦ったのですが、大魔法使いが不死なのが明らかになり意外な展開となりました。
しかし、不死とは言っても精神がおかしくなることはあるのでしょうか?
それはそうと、シエルに本当のことを明かした方がいいと思います。大魔法使いのシエルであれば薬の成分やユルーゲルの意図など何かわかるかもしれないですし…
小説だとシエルはユルーゲルを愛す男性の1人でしたが、この間の話を聞く限り特別な感情は持っていなさそうですし、正直に打ち明けていいのでは?と思いました。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第89話 | 第90話 | 第91話 |