ピッコマで公開されている「もう一度、光の中へ」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |
「もう一度、光の中へ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇太子ではなく兄として
以前の話で、”皇太子ではなくイシスとして”接して欲しいというイシスの心情が描かれていた回がありました。
それがアイリスに心を開くポイントになるのではないかと思っていましたが、今回まさにその展開に。
アイリスはイシスに対し、これから生まれてくる娘と仲良くして欲しいとお願いしたんですよね。
つまり”兄”という役目を頼んだという感じでしょうか。
イシスは皇太子以外の役目を頼まれたのは初めてで、それがだいぶ嬉しかったようで、2人の距離は一気に縮まることになりました。
いや~よかったよかった!
アイリスは権力なんてものには本当に興味がない印象です。だからイシスが皇太子だとか後継者候補だとかどうでもいいのかもしれませんね。
皇太子というものにうんざりしていたイシスからしたら、アイリスはすごく良い新たな母親だと思いました。
意外と悪い人じゃない?
イシスはアイリスのことを信じないようにと、これまで前皇后側の大人たちから言われていました。もちろん権力争いのためですね。
とくにそれを言っていたのが母方の祖父らしく、きっと権力に執着する悪い奴なんだろうな~と思っていましたが、案外そんなことはなかったみたいです。
アイリスは悪い人なんかじゃないとイシスが伝える場面があって、その祖父もあっさりと受け入れてくれていました。
どうやらイシスが危険な目に遭わないようにと、彼なりの優しさだったみたいですね。
まあ新たな皇后が来るとなったら、前皇后の息子であるイシスが危険な目に遭うという展開はどうしても想像してしまいますから、守るためにはやむを得なかったのでしょう。
結局はイシスの近くにはあまり悪い大人は居なかったということなのかもしれませんね!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |