ピッコマで公開されている「もう一度、光の中へ」の感想と考察になります。
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「もう一度、光の中へ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ティリオンの家族思いが全開
今回もティリオンの家族思いが全開でした!彼の意向で、ひと月もの期間アイシャの誕生日を祝う宴が開かれることに。
というのも、まだ皇宮での日が浅くて立場の弱いアイリスのためを思った配慮みたいですね。
それだけではなく、普段会えないアイリスの両親ルーセル侯爵夫妻も招待しようと彼は提案してくれました。
相手が言葉にしなくても、望んでいることを感じ取って提案するなんて、なんて気遣いのできる夫なのですかね。もちろん夫としてだけではなく、良い父親でもあります。
やはりアイリスは前皇后の存在もあってまだ肩身の狭い思いをしているのだと思いますが、今回の宴をきっかけにその立場を確立していけるといいです。
人間性の出来た人徳のある人には必然的に周りがついてくると思うので、すぐに皇宮内でも認められるような気がしますね。
アイシャの辛い前世
今回の話で少し胸が痛くなったのが、アイシャが前世を思い出す場面。
ティリオンとアイリスと一緒に過ごして家族の優しさに触れているうちに、ふと前世のことを思い返してしまったようです。
アイシャは前世で実母からも愛されず、当然皇帝ジュールからも無関心。
そんな辛い記憶を思い出して気分が悪くなってしまったようで、過去のことに未だに苦しめられるアイシャが可哀そうになってしまいます。
やはりトラウマというものがありますからね…。いくら今が幸せな環境で生きていたとしても、辛い思いをした過去の経験を無かったことにするのは不可能でしょう。
転生だったり過去回帰系のこの手のストーリーでは、悲惨な思いをした前世に対し、今世は愛されまくる的なパターンは結構ある気がします。
ただそんな中でもこの物語のアイシャは結構深く傷ついていて、簡単にトラウマを克服できるという感じではなさそうですね…。
今の優しい家族に触れて少しずつ乗り越えて欲しいです!
精霊王?
最後のほうにミステリアスな男が出てきましたね。
登場の仕方も不思議な感じで、夜で暗いアイシャの部屋にカーテンをひらひらとさせながらどこからか登場。
しかも金髪イケメンなのですが…一体何者!?笑
もちろんアイシャは戸惑っていますが、彼女と仲の良い精霊はその男を”王”と呼んでいるみたいですね。
ということは精霊王ということになるのでしょうか?
精霊たちは小さくて可愛らしいキラキラとした感じなのですが、その精霊王らしき男は普通に人間みたいな姿でかなりオーラもあります。
彼が一体何者なのか気になるところなのですが、彼の力でアイシャは記憶を消されて眠りについてしまいました。
結局正体は分からず終い…。アイシャが忘れてしまうとなると、しばらくは謎のまま引っ張られそうな予感がしますね…。
ただ敵という感じではなさそうで、いずれアイシャの強い味方になってくれそうは雰囲気は感じます。楽しみ!
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