ピッコマで公開されている「狂った王女にはワケがある」のネタバレと感想になります。
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「狂った王女にはワケがある」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
初めての味方
アシオスはさっきルシペに探りを入れようと魔法のキツネを放したわけだが、どうやら王のいる本城に入ることが出来ないらしい。
この大陸にティスが入れない場所などあるはずが…!と彼は戸惑う。
そんなことを考えていると、あなたのことを信じてみたいのとリズベルが声をかけてきた。
だってあなたは初めて私の味方になってくれた人だから。そのように言い、彼女は笑顔を見せた。
心の中では、本心を見せないアシオスのことを信じていいのか不安に思っているリズベルだが、彼には感謝しているようだ。
そして、このくらいの距離が私たちにはぴったりだとリズベルは言う。取引が終わればこの関係も終わりだとも。
彼女のそんな言葉を、アシオスはただ黙って聞いているのだった。
彼女自身に選ばせれば
アシオスはリズベルのことをお姫様抱っこし、ベッドに寝かせる。
まじまじとリズベルのことを見つめるアシオスに、そんなに私が好き?と言って彼女は微笑んだ。
その時アシオスの頭にはヘラルの言葉が浮かんでくる。”そなたは私の娘を愛さずにはいられない”。
ハッとしたアシオスは、まったくどうかしてるな…と言って微笑む。
それからリズベルのぐっすり眠りたいという要望で、アシオスは再び魔法で彼女を寝かしつけるのだった。
リズベルが寝た後、アシオスは一人考えていた。
出来ることなら無理強いなど手荒いマネはしたくない。それなら…彼女自身に選ばせればいい。この僕を…!
そのように呟いて微笑むアシオス。
しかしそれと同時に、一筋縄ではいかないだろうなとも思っているのだった。
兵士たちとの戦い
アシオスは約束通りリズベルとの取引を全うしていた。
東の塔に侵入しようとしてくる敵の兵士たちを、彼は魔法で次々と追い払っていく。そしてその代わりにリズベルにキスしてもらえるのだ。
これでキス1回とは…とアシオスは少し不満そうである。しかしリズベルに再考の余地はなさそうだ。
塀を登ってこようとする兵士をつるし上げたり、岩を動かして攻撃したりと、アシオスの魔法は多彩である。
こういうことは魔法使いなら誰でも出来るの?とリズベルが聞くと、それは”僕だから”と彼は答えた。
それから、もっと面白いものを見たいですか?と言ってアシオスは微笑む。
すると彼の手からはパァっと光が発せられ、そして城の一部が破壊された。
そしてアシオスはグッとリズベルに詰め寄り、その代わりキスしてもいいですか?と言ってくるのだった。
【17話】感想
このくらいの距離感が良いとリズベルは言っていましたが、これ以上は親しくなる気はない感じなのですかね。
どうしても彼女のことを自分のものにしたいアシオスからしたら、こんな距離感では満足しないでしょう。
そうして、彼女自身に自分を選ばせたいと考えているようです。果たしてどちらの思い通りになるのか、駆け引きに注目ですね。
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