ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
悪夢の終わり
アーレントは言う。
私はあなたが1人だけを見つめて生きていてもいい環境をプレゼントするよ。涙を流すのは早い、私たちには長い日々が待っているのだから。
ネバエはポロポロと泣きだしてしまった。
ここはもうティエリーではなく、私のそばにいるのは私を無視していたバレルではない。見ず知らずの人にも顔を背くことができないアーレントなのだ。
姉が好きだという妹もいて、もう私は1人ではないし、非難する人もいない。
私の悪夢は幕を閉じたのだった。
新しい国
7日間が過ぎてヴィンフリートの首都ミルシュトラッハに到着した。
馬車の外では民衆の歓声が沸き上がった。それは、ティエリーを去る時よりも大きい歓声であった。
ルビエルが外の景色にはしゃぐと、うれしそうにミルシュトラッハの景色の話をするアーレント。
彼は本当に国を愛しているようだ。そして、このように美しいところをネバエもすぐに愛するようになるよと、アーレントはほほ笑むのであった。
外からは、皇帝陛下!皇后陛下!万歳!という声が聞こえる。
これからここが私の国だと思うと、ネバエは胸を高鳴らせるのであった。
戻って来たアーレント
久しぶりに執務室に戻って来たアーレントとリュディガー。
兄レニエとイゾルデが迎えた。レニエは久しぶりの弟の姿に喜んだ表情を見せると、アーレントと抱き合った。
そして、アーレントが置いて行った業務を処理するのに忙しかった以外は元気だとレニエが言うと、リュディガーは陛下は本当に人を苦しめますよね?とコソっと言う。
2人が軽口をたたいていると、アーレントはレニエの肩を組んでこう言った。
兄さん大変だったみたいだね?わかってたらもっと仕事を持って行ったのに。次回は私が全部持っていくから、もし過労死したら躊躇せずに兄さんが王冠をかぶるんだよ?わかった?と。
レニエがごめんと言うと、2人のやり取りを見ていたイゾルデはくすくすと笑うのであった。
アーレントがいじめる…とレニエは子犬の様にイゾルテに泣きついた。彼女は適当に彼をあしらうと、私の妹はどこにいますか?と聞く。
彼女はネバエに会えることをずっと待ちわびていたのだ。
ネバエは宮殿を見るのに忙しいから、あとで夕食の時に会うのはどうですか?とアーレントが言うが、皇后宮にいると知った彼女はネバエに会いに部屋を飛び出して行ってしまうのであった。
イゾルテがいなくなると、アーレントは私たちは仕事でもしようと言った。
皇后宮
15分前の皇后宮でのこと
ネバエとルビエルが皇后宮に来ると、チーフ侍女長のロゼットが出迎えた。
ネバエは自分の名前を間違えられないようにネバエ・エルミオン・ティエリー・ヨアヒムですと挨拶すると、殿下のお名前を知らない者は離宮にはおりませんのでお気楽にとロゼットは答えた。そして、私たちはみんな殿下のために存在する者なので、手足と思ってくださいと。
侍女なら貴族のはずだが、手足として扱えだなんてどうして…と驚くネバエ。
ティエリーは侍女に貴族がいるようですが、ヴィンフリートは少し違うかもしれませんとロゼットは答えた。
ロゼットが皇后宮内を案内してくれると言うので、ネバエは他の侍女たちにルビエルの世話を頼んだ。
そして、ロゼットに案内をしてもらうことにするのであった。
【39話】感想
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