ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
殺さないで
ランがラチアをそれほど大切に思っていないとまるで見透かしたようなユスタフ。冷たいのはランの方だとつぶやきました。
ランはラチアが大切と言うより、ユスタフのためや、自分が生き残るために当主として頑張っているという感じですよね。
ユスタフにとってラチアはとても大切なものですから、ランの気持ちを聞いて寂しく感じたのでしょう。
酔っぱらったランはまた「私を殺さないで」と言うのですが、ユスタフはその言葉に反応すると、ランの腕を掴んだまま手すりから突き落とそうとします。
しかし、ランは余裕の表情で約束したくせにと言うのですが、ランはユスタフが殺さないと約束したのだから殺すわけがないと思っているようです。
殺す気がないとわかっているのに、今までも、今回も「殺さないで」と言うランを、ユスタフは不思議に思っているのでしょう。
結局、ユスタフは突き落としたランを引き上げるのですが、戻った時に2人がコツンとするのがかわいかったのでここにも注目してください。笑
そして、ユスタフはランの体がすっかり冷えてしまったことに気が付くと、お姫様抱っこして部屋まで連れて行ってくれます。
簡単に持ち上げちゃうユスタフがかっこよくて尊い。。
翌朝
翌朝。剣の鍛錬を終えたユスタフは昨日のランの言葉を思い出して、こう思います。
死ぬかもしれない瞬間に約束は信じているのに、私のことは信頼しきっていない。
一見、人懐っこそうなのにミステリアスでわからないランのアンバランスさが、良くも悪くも気になってしまうのでしょうね。
謝罪
一方、ランは昨日のことを思い出すと激しく後悔しながらも、ユスタフに謝罪をします。
すると、大丈夫だと言うユスタフは、親切な振る舞いを心がけているからだと答えます。
テラスでランがお願いしてきたことを引き合いにだして、ユスタフなりの冗談だったのでしょう。笑 ますます恥ずかしくなってしまうランがかわいいです。
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