ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」のネタバレと感想になります。
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「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
老夫婦
夜。アスは自分の部屋でクラインに渡すハンカチの刺繍をしていた。
すると、シエルがのぞき込んで「クライン・カペラ?」と言うと、眉をひそめた。
戦場で何かあったのか、彼はクラインのことが好きではないようだ。
アスはシエルが寝ないと私たちも寝れないと言うと、彼をベッドに寝かしつけた。
王子の隣で横になったシエルは、いつのまにか眠っている。
それを見計らったミオは王子を抱き上げた。
そして、お互いお疲れ様と労いの言葉をかけあうアスとミオ。最近は "運命共同体" ではなく、まるでシエルと王子の息子2人を育てる老夫婦のようなのであった。
甘え
眠っていたアスは、何かの音を聞いて目を覚ました。起き上がって見てみると、そこにはシエルの首を絞めているミオの姿があった。
首を絞められたシエルの顔は歪んでおり、アスが必死に止めるとようやくミオは手の力を抜くのであった。
ゴホゴホと咳き込むシエルに、大丈夫?と声をかけるアス。
ミオはシエルをじっと見つめ、彼の名前を呼ぶとこう言った。この首が絞められる感覚を覚えておくようにと。
アスはシエルのことを患者なんだからと言うと、ミオは大魔法使いは甘えてるんだと吐き捨てた。
アスは本人でもどうしようもないことだし、精神的な部分をそんな風に言ってはいけないのだと主張するが、ミオはどうしようという意思もないものを甘えん坊だと言うんだろと言い返す。
大変な時は何かをしようとする意志もわかないとアスが言うと、ミオは君は医者じゃないんだよと言った。しかし、君の言うこともごもっともだと言うと、今度はシエルに話をした。
大魔法使いには「守護神」がいると聞いています。それを私とアスに与えてくださいと。
なんで?と聞くシエルに、さっき首を絞めた時にシエルに反撃されてたら私は死んでいたと答えるミオ。
していないじゃないですか!とシエルは声をあげるが、ミオは今日は正気だったからでしょうと答える。
シエルはため息をつくと、魔法で2本の瓶を出現させた。そして、誰なのか認識させるために、自分の血を瓶の中に入れるように言った。
ミオは自分の指をナイフで切りつけ、ビンの中に血を入れると、1人で部屋を出て行ってしまうのであった。
真心のこもった謝罪
アスも同じように血を入れると、王子について尋ねた。
シエルは彼には最初から守護の呪文をかけておいたから、わざわざ血を抜く必要はないと言う。そして、その呪文をアスとミオにかけないのは、相手に守護の呪文をかけた状態でシエルが攻撃をされると、どうしようもなく攻撃を受けてしまうのだと。
アスは私たちが攻撃なんてすると思いますか?と言うが、シエルは世の中とはわからないものなのですと答えるのであった。
きっとシエルは過去になにかあったのだろう。アスがミオを探しに部屋を出ようとした時、シエルがアスを呼び止める。
そして、シエルは図書館で首を絞めたことについて、改めて謝罪をした。今の謝罪の言葉は心からのものだと言う。
アスは思った。あの時は腹が立ったし、怖かった。でも今は安全な場所にいるのになぜか泣きそうな気持ちになる。
アスはシエルに少しの間の王子の世話を頼むと、部屋を出て行くのであった。
【50話】感想
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