ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【73話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
破門を通告
お前はレオポルド伯爵家の主治医なのか、それとも末娘の主治医なのかと弟子であるノクターンを問いただすウィンストン。
その問いに対してノクターンは動揺しているようで。おそらくすぐにウィンストンの質問の意図を察したのでしょうね。
末娘アベリアだけをひいきしていて、カリナのことを蔑ろにしていた自覚があるのでしょう。病気のことを知っていたのに見て見ぬふりをしたのも家門の主治医ならあり得ないことですし。
言い訳をしようとするノクターンでしたが、ウィンストンは耳を貸すことなく破門を通告することに。そしてさらに医師の資格を返上するよう命じていました。
まあ妥当な処分ですかね。患者を選ぶ医者なんてあってはならないと思いますから。
このことをノクターンがカリナのせいにして恨んできたりしないかは心配ですが。そこまでクズではないと信じたいです。
もう遅い
それからしばらく寝込んでいたカリナは目を覚まし、彼女の希望で再び父カーシスと兄インフリックと話をすることに。
そこで彼女があらためて伝えたかったことはというと、自分はもう長生きできないからレオポルド伯爵家としてのカリナ・レオポルドは死亡処理して欲しいと。
もうレオポルド伯爵家とは完全に縁を切った状態で、残り少ないわずかな人生を生きたいということでしょう。
そんなこと言わないで欲しいとカーシスは説得を試み、これまであまりにも無関心すぎたと謝罪の言葉を述べていました。
彼がちゃんと謝るのはこれが初めてなのではないでしょうか?前回から自身の過ちに気づいた様子でしたし、カリナの余命がわずかというのもか彼の心に影響したのかもしれませんね。
しかしカリナは決して父を許すつもりは無いよう。もし伯爵家を出て行く前にその言葉を伝えてくれたら許したでしょうとだけ言い、彼女は涙を浮かべていました。
今さら謝られてももう遅いということですね。本当に娘のことを思うならここはカリナの意思を尊重して身を引いて欲しいものです。
この後カーシスとインフリックがどう振る舞うのか注目ですね。
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