ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カリナの意図
前回の話で魔獣ヘルタを描いて出現させたカリナでしたが、その意図が今回説明されていました。
ヘルタを出現させたのはミリアンを助けたいという思いからであり、前回までの時点では魔獣と戦うときに戦力として加勢できるからだと個人的には解釈していたのですが、どうやら違ったようです…。
弱点を見つけることができたら討伐の時に役に立つからという考えで、ヘルタを出現させたようですね。
なるほど~。その考えはありませんでした!
今は騎士たちと一緒に訓練場にいるようで、まさに弱点を探ろうとしているところなのでしょう。
しかもカリナが生み出したヘルタは彼女に懐いていて暴れたりしないので、実践とは違って弱点を探すにはもってこいかもしれません。
少しでもミリアンの力になりたいというカリナの思いが実るよう有益な情報が得られると良いですね。
助けなどいらない
ミリアンを助けたいという思いでヘルタを生み出したことを説明したカリナですが、ミリアンとしては二度とそんなことはして欲しくないみたいですね。
たしかにカリナは絵を描いて命を吹き込むたびに自身の生命力が削られているわけですから。
カリナに寿命を縮めてもらってまで力を貸してもらうなど、ミリアンの望むところではないのでしょう。
もうやらないようにとミリアンは強めの口調で注意していましたが、少ししょんぼりするカリナの反応が切ないです。
ミリアンを助けたいカリナと、カリナには自分を犠牲にして欲しくないミリアン。お互いのことを思いやってのことなので、微笑ましい関係です。
ただもう今回ヘルタは寿命と引き換えに生み出してしまったものなので、今後ミリアンの役に立つ展開になると嬉しいですね。
フェリオール・カルロスがやって来た
今回フェリオール・カルロスがミリアンに会うためにフェステリオ公爵家の屋敷にやって来ました。
やり取りを見ているとフェリオールとミリアンは本当に仲が良さそうですね。
そしてゾッとしてしまった描写なのですが、カリナを見たフェリオールは、彼女がほとんど死にかけの状態だと感じ取ったようで。
第19話で説明がありましたが、フェリオールはカリナのような芸術家を支援してきた人物だということで、だからこそ彼女がどれほど危険な状態かわかるのかもしれません。
フェリオールの表情からすると、カリナはもう助からない命なのだというのが伝わってきますね…。もう本当に助かる術はないのでしょうか…。
またフェリオールはレオポルド伯爵家からの手紙を持って来てくれたようです。
第19話の時にレオポルド伯爵家を訪問している場面がありましたから、その時に受け取って来たようですね。
果たしてその手紙には何て書かれているのでしょうか。
家族に迷惑なんかかけずに早く家に帰ってこい!なんて書かれていそうな気がします。あの酷い父親のことですからね。さもカリナが悪いかのような書き方をしていそうです。
手紙の内容が気になるところですね。
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