ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
あの医者と再会!
カリナはミリアンと外出した先で、あの医者と再会しました!
まだレオポルド家にいたときに芸術病と診断してくれたあの医者です。
どうやらウィンストンという名前だったみたいですね。今回初めて名乗っていました。
彼はカリナのことをやっと見つけることができて嬉しそうで。それだけカリナのことを気にかけて、心配してくれていたのでしょうね。
一行はミリアンの屋敷に向かうことに。
ウィンストンの治療でカリナの病状が少しでも改善できればいいですが。
カリナは北部に来る間に薬を飲んで体に無理させることもありましたし、悪化していることを覚悟しなければいけないかもしれませんね。
フェリオール・カルロス公爵
今回初登場したフェリオール・カルロス公爵。
今まで名前だけは出てきていましたが、姿を現すのは今回が初めてです。
結構明るい性格で、お調子者的な印象を受けました。公爵という身分なのに結構軽い感じというか。笑
どうやら彼はレオポルド伯爵家を訪問するようミリアンから頼まれたよう。
目的はレオポルド家にあるカリナの絵を貰ってくること、そしてカリナが今北部のフェステリオ公爵家にいると伝えること。
ミリアンに対しては暴言を並べた返事の手紙を送りつけてきましたが、しっかりと協力してくれるみたい。
第16話の感想考察でも少し触れましたが、やっぱり悪い奴ではなさそうです。笑
ちなみにフェリオールは家族と良好な関係を築けない芸術家を支援してきたのだとか。
家族と良好な関係を築けないと言えばまさにカリナもそうですよね!
フェリオールはカリナの強い味方になってくれそうな気がします。
いいぞ!フェリオール!
フェリオールはミリアンの頼み通りレオポルド家を訪問したわけですが、スカッとさせてくれました!
まずカーシスが娘カリナの絵を過小評価していることに対して、芸術を見る目がないぞと。笑
はっきり指摘されて怒っているカーシスの姿が痛快です。
きっと溺愛するアベリアが描いた絵なら絶賛したのでしょうが、カリナの描いた絵は認めたくないのでしょうね。
作品自体の良し悪しを判断できないわけですから、絵を見るセンスなしということですね!
あとフェリオールは彼女が芸術病を患っていて今北部のフェステリオ公爵家にいることも伝えましたが、カーシスは居場所の話だけは信じて芸術病の話は頑なに信じないという。
これまでもカリナの主張だけは受け入れないという理不尽なことをこれまでずっと平気でやって来ましたから。もう癖になっているのかもしれませんね…。
信じたいことしか信じないその都合のよさに、またもフェリオールの毒舌がさく裂。当然カーシスは怒りで震えていました。
正論ですから当然反論なんて出来ません。まさにフェリオールは読者の言いたいことを代弁してくれたなと。
今回でフェリオールを推したくなった人も多いのでは?笑
ちなみに芸術病のことはてっきりノクターンから伝えられる流れになるのかと思っていましたが、フェリオールからで良かったかもしれませんね。
もし明確に立場の低いノクターンが伝えようものなら、嘘を言うなとカーシスは怒鳴りつけた気がするので。
今後フェリオールの活躍がますます楽しみです。
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