ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ある打診
扉を開けて元気なフリをするレティシャでしたが、すぐにカリスト皇子に見抜かれてしまいます。
皇女はカリスト皇子に医師を呼びに行かせると、彼には秘密でとレティシャにある打診をします。それはヨゼフィーナに立ち向かうためにレティシャを皇室が認める代わりに、問題が生じた皇室の結界石を一緒に解決して欲しいというもの。
しかし、その返事をする前にまた血を吐いてしまうレティシャ。そして、カリスト皇子や他の翼に知らせないで欲しいと言いながら倒れてしまうのでした。
レティシャのちょっとした変化でも気付くカリスト皇子はさすが翼という感じですね。
どうやら皇女はレティシャに結界石を一緒に解決して欲しいよう。そういえば80話ー81話あたりで結界石が壊れてしまって皇帝が焦るシーンがありました。レティシャの翼であるカリスト皇子にそれを知られると止められると思って、皇女はレティシャに内緒で打診したのでしょう。
カリスト皇子はあまり皇族の身分に興味がなさそうですが(父である皇帝とも対立関係にありますし)、皇女は皇族としての使命を果たしたいと考えているのかもしれませんね。
医師の見解は
ベッドに横たわるレティシャ。医師の見解は健康上は異常なしで、あるとしたら魔法や呪いのような超越的な力が介入しているのだというもの。
それに対して意外にも冷静な様子のカリスト皇子。そして、神殿の近くにいると危ないからとできるだけ早く出発できる準備をするよう皇女に告げます。
しかし、カリスト皇子の様子がまるで昔神殿に火をつける前と重なる皇女。彼がこれから完全に神殿を敵に回そうとしていることを静かに悟るのでした。
今回のことでカリスト皇子はこのレティシャの苦しみがヨゼフィーナや神殿のせいだと確信したのでしょう。だから神殿を敵に回して戦おうと。
一方で公女は帝国の後継者の身。帝国のことを考え、皇室と神殿が正面対立して大混乱が生じるのを案じている様子でした。
結局はカリスト皇子の意志を尊重してくれましたが、皇女の立場としては複雑でしょうね…。
制圧
馬に乗った皇女が皇室騎士団を率いて出発すると、その行く手を阻む神殿の聖騎士たち。
事前にカリスト皇子が皇室騎士団の剣を魔法で強化しておいたおかげもあって、迅速に制圧することができた模様。
ほっとしたのもつかの間、神殿に泥でできた大きな蛇が取り囲んでいるのを目の当たりにする皇女。
すると、そこにレティシャの容態の確認をしにやって来たノエルが登場するのでした。
ノエルは大地の精霊から知らせを聞いたと言っていたので、カリスト皇子からレティシャの事情は知っているようですね。今回は登場しませんでしたが、すでに目を覚ましたというアフィンもきっと一緒に来たのでしょう。
レティシャは自分を真の女神の代理人だと発表した上に、呪いのせいで倒れてしまいましたし、ノエルらは居ても立っても居られなかったのでしょうね。
それにしても、自ら馬に乗って指揮をする皇女が素敵でした!
カリスト皇子の怒り
神殿を襲う蛇の名前はアントゥスで、これの主人はカリスト皇子でした。
ヨゼフィーナの象徴である神殿を壊すことが、本物の聖女が登場したことを表す最も効果的な方法だと考えたのです。
レティシャのためなら自分は悪魔でもなろうという強い意志をもっているカリスト皇子。レティシャが特別に思うのは翼の本能がさせるだけではないのだと自分の気持ちに気付いた模様。彼女は自分の人生に感情や希望を与えてくれた存在なのだと。
そして、アントゥスを呼び寄せると、ヨゼフィーナを探すように命じるのでした。
カリスト皇子は翼の中でもかなり力を持っているようですね!バネッサやノエルも過激な方だと思っていましたが、神殿を壊してしまうなんてカリスト皇子が1番の過激派でしたね。笑 ヨゼフィーナのせいでレティシャが苦しんでいるのを見て、怒りが頂点に達してしまったようです。
カリスト皇子はヨゼフィーナを見つけ出してレティシャに何をしたのか吐かせようとしているようですが、次回どうなるのか楽しみです!!
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