ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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「優しいあなたを守る方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【82話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。※2023年1月20日に一部修正しました
因果律を破るには
アフィンの死体を目の前にして怒り狂うヨゼフィーナ。周りにいた神官を殺してしまうと、フードの男との会話を思い出します。
ヨゼフィーナが本物の聖女になるのは因果律を破る必要があるため、その代価として人間の命を犠牲にしなければならないと。
新しい翼を得るためにまた因果律を破るために新たな犠牲が必要だと焦るヨゼフィーナ。
落ち着きを失ったヨゼフィーナはアフィンの死体の周りに巨大な残影魔法がかけられていることに気付かないのでした。
ヨゼフィーナが実際に聖女になった時、村まるごとの生命力が犠牲になったようです。聖女としてのヨゼフィーナはたくさんの犠牲の上に築かれたものだということですね。
翼を得るためにさらに犠牲を出そうとしていますから、ヨゼフィーナは本当に残酷な人ですね…。
そして、アフィンの死体はやはり魔法の力によって作られた偽物だったようです。落ち着きを失ったヨゼフィーナはそれを見破ることができなかったということですね。
この残影魔法はやはりカリスト皇子の力なのでしょうか。彼は魔法が得意ですしね!カリスト王子がレティシャに翼に加われば、さらに心強いです!!
道中で
翼の2人が死んで、ヨゼフィーナが魔物を統制する力を失ったという噂が一気に街に広がります。
そして、ノエルたちが待つエリナの家に行く道中のこと。
本当に翼の力を借りないのか尋ねるカリスト皇子。どうやらレティシャはノエルとアフィンには内緒である計画がある模様。
このことを彼女らに話してしまうとレティシャとともに帝国に残ってしまうので、秘密にすることにしたよう。
彼女らの代わりにカリスト皇子が手を貸してくれることになりますが、彼はもうすでにレティシャのためになら命も投げ出せる気分なのでした。
カリスト皇子はもうレティシャのためなら命も投げ出せる気分だということですが、すでにレティシャの翼になったということなのでしょうか。
レティシャは怪我をしたアフィンと命を狙われる可能性のあるノエルを公国に逃がしたいのでしょうが、計画を知らされなかったとしたらショックを受けてしまいそうですね。
しかし、レティシャの前世でノエルとアフィンが死んでしまった過去がありますから、今世ではどうしても2人に幸せになって欲しいのでしょう。
翼想いの聖女でヨゼフィーナとは大違いですね…。
公国へ
カリスト皇子の治療によって容体が安定したアフィン。
すると、レティシャはアフィンを連れて公国に行くようノエルに頼みます。
大切な主人であるレティシャを置いてここを離れることに激しく抵抗するノエルでしたが、必死の説得でやっとそれを承諾します。
そして、ノエルとアフィンは公国に旅立つのでした。
翼になったばっかりのカリスト皇子がレティシャとともに残ることになってノエルは不満そうでかわいかったです。笑
カリスト皇子が第4の翼だというようなノエルの発言がありましたが、実際のところどうなのでしょう。
はっきりとしたことが書かれていないのでカリスト皇子の立場がまだ曖昧なようですね。
やるべきこと
ノエルたちが去ると、2人になったレティシャとカリスト皇子。
ノエルとアフィンを帝国から救い出して今やるべきことは終わったのに元の体に戻らなかった理由。
それはカリスト皇子が盟約の痛みに傷つけられていたのを知り、他の翼も苦しめられているかもしれないと思ったから。
そして、ここにいる間にヨゼフィーナが偽物の聖女だということを民衆に印象づけようと心に決めたからなのでした。
レティシャは公国に残してきたディトリアンを思い出すと、いつのまにか自分が本当の姿に戻っていることに気が付くのでした。
レティシャの姿はエリナからすっかり自分の本当の姿に戻ってしまいましたが、公国にいるレティシャや本物のエリナがどうなってしまったのかが気になります。
最後のシーンでハインツがどういうことですか!とシグムンドを怒っていましたが、エリナに憑依する力の効果がなくなってしまったということなのでしょうか。
シグムンドはレティシャが危ない目にあったら呼び戻すと言ってはいましたが、敵の多い帝国でレティシャの姿でいるのは危険ですし少し心配ですね。
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