ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【71話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ギリアードの夢
ユリオスの過去の話。
彼がギリアードの夢を見たのは7年以上前から。大人になったディトリアンが王座に座っていたのが最初の夢。
そして、夢は日に日に詳しくなっていき、ディトリアンが妻の女性と不仲だったり、一方で2人が幸せに暮らす夢も見るまでに。
そして、その後。帝国からディトリアンが呼ばれた時に、自分がギリアードで今までの夢が未来だったと気が付くと帝国に向かうべきなのはディトリアンではなく自分だと気が付くのでした。
夢の中では皇太子であった自分ではなくディトリアンが王になっていたため、犠牲になるのは自分だとユリオスは考えたのでしょう。
自分にも夢があったのにそれを捨ててまでディトリアンを守る選択をしたユリオス。死ぬとわかっているのに覚悟して帝国に行けるのはすごいことですよね。
そして、意外だったのが公国で皇太子だったユリオスが神官たちから虐げられていたこと。
ユリオスはいつも優しい笑顔をしているイメージでしたが、公国にいる時も辛いことはあったようです。
レティシャに託すユリオス
夢の女性がディトリアンの妻になる人で聖女の娘だということを知ったユリオスは、帝国に入ると彼女に実際に出会います。
そして、夢はさらに確信に変わり、自分が死ぬ運命だということに絶望を感じつつも、人々を守るために自分のすべきことをするという覚悟を決めるユリオス。
虐待されて苦しんでいたレティシャを助けたり慰めている中。レティシャがこれから多くのひとに愛されること、そして、自分の分まで人々を守って欲しいと願うのでした。
ユリオスはレティシャの辛い境遇を知って、自分と重ねていたかもしれませんね。 レティシャがディトリアンの妻になる人と知っていたから助けたのもありますが、もしそうでなくてもユリオスならきっと親切にしてあげただろうなと思います。
自分が見た夢がどんどん現実と一致し、自分が死ぬ運命だとわかるのはとても怖いことだったですよね。
そんな中、残された自分の人生を人助けのために生きることができるユリオスはとても素敵だと思いました。
そういえば翼のテヌアも生き返ったりしましたし、ユリオスも女神の力を使えば生き返ることが出来たりしないのかなーと思いました。
偽物の聖女
ユリオスの夢を見るヨゼフィーナ。夢の中のユリオスはヨゼフィーナが偽物の聖女だということを帝国にバラすと告げています。
そして、ヨゼフィーナが自分を殺したあとの展開は知っており、自分たちが勝って幸せになるのだと言い、倒れていきます。
夢から覚めるヨゼフィーナ。
不吉な神託が下ったことにより広がった良くない噂を払拭するため、どうやら翼の力を披露する宴会をするつもりのようです。
そして、この宴会はノエルの他にも1番目の翼であるカリストも参加するようです。
カリストとは69話に登場した帝国の皇子であり、ヨゼフィーナのことを嫌っている人物ですね。
今回の話の最後はカリストが胸を押さえて苦しんでいるシーンで終わりましたが、ヨゼフィーナに服従していないために苦しめられているようです。
カリストはディトリアンとはまた違うイケメンですが(銀髪でクール系?)、これから登場が多くなりそうで今から楽しみです。
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