ピッコマで公開されている「私を突き刺す棘」のネタバレと感想になります。
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「私を突き刺す棘」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
紬の嘘
紬の辛い過去を聞いた明澄は自分を嘆いた。
明るく振舞っていた紬は、自分より先にこの世界に来て大変な思いをたくさんしてきていたのだ。
好き勝手に決めつけていた自分が情けない。
そして紬は話し続ける。
都市に行って数日後に監視役が押しかけてきて、自分を鉱山に売るために捕まえたのだと。
そして魔石のネックレスは鉱山に行く前に捕まってた人から貰ったものだと言う。
紬は最初は明澄と同じ考えだった。鉱山では寝床と食事が提供されることもあり、抜け出したいという強い思いはなかった。
しかしある日目が赤くなって苦しみ、ゾンビのように変貌する人を見てしまったのだ。
その話を聞いた明澄は引っかかった。今目の前にいる紬も赤い目をしている。
そう、紬は自身がメノックになる前兆の段階であることを理解しており、それを明澄に黙っていたのだ。
わかってて私を騙したの…?と問う明澄に、まだ猶予はあるからと訴える紬。
もしメノックに変わりそうになったら自分から言うと。そして騙していたことを謝罪し、一人にしないでと泣きながら懇願するのだった。
これからどうすればいいのだろうか…と明澄は悩みながら眠りにつくのだった。
忍び寄る何か
次の日、木に登って果実を獲り、軽々と飛び降りてくる紬。
彼女は徐々に人間離れした身体能力を見せ始めていた。今思えば素手で魚を捕まえることができたのもそういうことだったのだろう。
食事をしながら明澄は紬を見つめ考えていた。
自分が去るのを心配している彼女が不憫でならない。メノックになりたくてなるんじゃないのに…
そう思っていると、もう片方の目まで赤くなっていることに気が付く。
その視線を感じて紬は思わず目を隠すのだった。
次の瞬間近くに誰かがいることを感づいた紬は、ものすごい剣幕で、早く逃げないと!声を上げ、その様相に明澄は戸惑い青ざめるのだった。
【20話】感想
紬はメノックの存在を知っていて明澄に隠していたのですね。
それでも今まで彼女が生きてきた辛さを考えると同情してしまいます。
彼女たちに迫っている誰かがメノックじゃないことを祈りたいですね。
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