ピッコマで公開されている「私を突き刺す棘」のネタバレと感想になります。
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「私を突き刺す棘」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
鉱山で働く人の末路
紬は鉱山で働く人の末路を自分の目で見たのだと言う。
夜中に目が覚めたある日、朝洗おうと思っていた芋を持って川辺に向かっていたら、廃鉱に入って行く人たちを見かけたのだと。
そして鉱山で働く何人かが下へ突き落されて殺されていたのだ。
労働者を突き落した男たちは、目玉が真っ赤に変わった奴らを外に出せるかよ…と話していたが、紬にはその言葉は理解できなかった。
その光景を見た以上鉱山には戻らず、どうせ死ぬなら都市に行ってから死にたいと。そして詳しいことは言えないが都市が安全なのは確かだとも。
明澄は紬がどうしてそこまで都市にこだわるのか未だに理解できずにいた。
紬の異変
翌朝、朝ごはんにしようと紬は素手で川魚を捕まえていた。驚く明澄に、ここの魚はノロいからと言う紬。
捕まえた魚を食べていると、明澄は紬の異変に気が付く。
紬の片目が真っ赤になっているのだ。
紬は川に移る自分の顔を確認し、動揺した様子だったが、ただの寝不足であると言って誤魔化すのだった。
夜、2人で寝ていると、紬はポケットから魔石の首飾りを出し、明澄にあげると言って差し出してきた。
そして都市が確実に安全であると言ったのは、実は一度だけ都市に行ったことがあるからだと話し始めた。
それはまるで中世の街並みのようだったという。囚われの身ながら最初はベッドで寝られることが喜びだったと。
当時のことを、売られに行くと言うのに馬鹿みたい…と言いながら紬は話すのだった。
【19話】感想
鉱山では目が赤くなったメノックになってしまう人を処刑していたようですが、紬は労働者が必ず全員処刑されてしまうと思ってしまったようですね。
そして紬の目が真っ赤になっているのはゾッとします。やはり逃れることはできずメノックになってしまうのでしょうか。
そのことに明澄もいずれ気づくのかもしれませんが、胸が痛くなりますね。
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