ピッコマで公開されている「私を突き刺す棘」のネタバレと感想になります。
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「私を突き刺す棘」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
ダークホールとは
明澄の鉱山での仕事は早速始まった。
女性たちの主な仕事は食事の支度や洗濯であり、ここでは少しでも監視役の目につけば容赦なく鞭で打たれてしまう。
そして唯一気が休まるのは食事の支度で芋を洗うときくらいであった。
明澄とそこで出会った日本人女性の紬は、川で芋を洗いながら話していた。
紬は明澄にダークホールに落ちたのはいつですか?と聞いてくる。
明澄は知らなかったが、この世界に来た時に吸い込まれた渦のことをダークホールと呼んでいるのだという。
都市での暮らし
紬はここにきてすでに4カ月ほど経過したというが、明澄はまだ数日。
そして紬はこの鉱山から出て、都市で平凡に暮らしたいのだと。
2人の近くの川沿いで仕事をしているネックレスを身に着けた女性を指さし、紬は説明する。
そのネックレスは身分証であり、罰を受けている人が一定期間ここに来て働いているのだと。
そして罪を償えば都市に戻って平凡に暮らせるのだと言う。
メノックの存在
明澄はメノックのことを思い出していた。
メノックのいない都市…そんなところが存在するのか?
そして明澄は、紬がメノックのことを知らないのか疑問に思い聞いてみると、知らない様子である。
逆にメノックとは何なのか気になって聞いてくる紬だったが、知らないほうが彼女の為だと思い明澄はそれ以上メノックについて話すことはなかった。
そして明澄は、もし人々が平凡に暮らせる都市があったとしても、家族も友達もいない場所で暮らしていけるのだろうかと考えていた。
都市があると聞いても、鉱山から出たいとは思わない。明澄は危険を冒してまで行きたくはなかった。
またふと疑問に感じることもあった。
ここの物品はどこに流れて、どこから食料を調達しているのか。身分証まであるなら、この世界は思ったよりも体制の整った社会に違いないと。
それから明澄は紬と仲良くなる努力をした。
年下だがこの世界に自分より長くいて、言葉も少しわかるようになり、頼りになる存在だったからである。
妹がいればこんな感じなのかな…と明澄は思うのだった。
そしてある時、突如彼女たちのいる鉱山に爆発が起こり、青い炎が上がるのだった。
【17話】感想
見知らぬ世界で、自分よりも先にここに来た紬と出会い、明澄としては心強いでしょうね。
物語の最初のほうで明澄が過去をする回想シーンに紬らしき人物がいて、そこでは恐ろしい展開になっていたのが気になりますね。
これからあの場面に繋がってしまうと考えるとゾッとします。
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