ピッコマで公開されている「私を食べないで」のネタバレと感想になります。
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「私を食べないで」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【27話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
魔術師の死
世の中をものにすると言うザヒドが、これからも従う意志はあるか?と聞くと、ローニャ卿を始め騎士たちはこれからも従う意志を見せるのであった。
部屋の中で1人で休んでいるエルタ。
魔術師の死の迎え方はたった3つしかない。頭と体を分離すること、心臓を貫通させること、精神崩壊で狂った魔術師が自殺をすること。
さきほどザヒドに切られたヒルカンはこの3つの方法のどれにも該当しないから、死んではいないはずである。彼の行動を見るに、おそらく精神崩壊の一歩手前の状態であったのだろう。
裏切り者の浄化者アランティウムや悪魔と魔術師。これらはすべて小説の後半に展開される設定である。
これを説明できるのはジェノシウス教皇だけだろう。ヒルカンが身に着けていた装飾品は ジェノシウス教皇 の祝福を受けた証である。
悪魔の力を受け継いだ魔術師が、正反対の聖力で悪性を抑えるのは正気の沙汰ではない。
ヒルカンが浄化者である自分をどうやって探したのかも気になるし、エルタは彼と1度話してみたいと思った。そして、彼を悪性から助けてあげたい。そうすればヒルカンが死なない小説の展開に変わり、自分の未来も変わるのではないかと。
突然現れたのは
ベッドに寝転んでいたエルタは誰かにぎゅっと抱きしめられた。
ザヒドかと思ったが、後ろにいたのはヒルカンであった。
そこに、ちょうどザヒドが部屋に入って来て、そんな状態を見て明らかに不機嫌になる。
エルタは誤解だと言うが、ヒルカンは彼女を抱きしめたまま、私のものだと言う。
カッとなったザヒドは彼をエルタから引き離すと踏みつけた。エルタが止めるが、この程度では死なないから大丈夫だと答えるザヒド。
ヒルカンはエルタに手を伸ばすと、そばにいたい、憎まないで…と必死に訴えるが、ザヒドは再度彼を踏みつけるとこう言った。
浄化者と一緒にいたいのだったら、こっちの言うことをよく聞いてくれないといけないよ。彼女は私の妻なんだからと。
あの時のエルタ
そこに、騎士が慌ててやって来た。ナイアカル帝国の使節団が来たのだと言う。
ザヒドはお前がどれほどの価値があるか確認してみようと言うと、騎士たちにヒルカンを連れて行かせるのであった。
2人きりになると、ザヒドはエルタが自分の意志に反して自分の首に剣を向けた時のことを尋ねた。彼女はあの時のことを、まるで自分ではないようで、支配されたような感覚だったと説明をした。
彼は妻1人を守るのがこんなに大変だなんてとため息をつくと、妻が魅力すぎて国の1つぐらい滅亡させることも出来るだろうねと言う。
そして、ナイアカル帝国の使節団のところにザヒドが行こうとすると、エルタは一緒に連れてって欲しいとお願いをした。
まだヒルカンとは話が出来ていないし、ナイアカルは考えていた亡命先の1つ。この機会に自分の目で見ておく必要があると考えたのだった。
【27話】感想
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