ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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【80話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キルケの指輪とは
前回キルケの指輪とは何なのかとマクスミリアンはフロエン公爵に質問していました。
彼がキルケの指輪について知ったのは、現在姿をくらましている魔法使いデビッド・バンテスからのものであろう手紙がマクスミリアンに届いたことがきっかけのようです。
その手紙には皇帝に協力させられたあげく自殺した他の魔法使いの遺書が添えられていたらしく。
遺書の内容はあとで触れますが、いずれにせよデビッドからマクスミリアンに送られてきたということは、彼に助けを求めているということなのでしょうね。
しかしそんなデビッドの意向も虚しく、マクスミリアンはキルケの指輪について何も語らず誤魔化したまま。
マクスミリアンが真実に近づいているのに、なぜ頑なに隠そうとするのでしょうか?協力してもらったほうが彼も助かる気がしますが。
もしかしたらキルケの指輪のことを口外できないような契約を結ばされてたりするのではとも思ってしまいます。
そしてフロエン公爵は週2回訓練場にくるようにとマクスミリアンに言い、彼に勝ったら秘密も教えてくれるし娘の結婚も許してくれるのだと。
まさか勝つのが不可能だからそんな条件を突きつけたのでは…?
こうなったらマクスミリアンには師匠越えを果たして全てを話させて欲しいですね。
魔法使いの遺書
さっき触れた魔法使いの遺書について。そこには皇帝の悪事とキルケの指輪について書かれてたようで。
どうやら皇帝は帝国中の魔法使いを捕らえては、皇室の地下に監禁しているよう。それが影の部屋ということなのでしょうか?
そして監禁した魔法使いから魔力を吸い取っているのだと。
ちなみに以前キルケの指輪を使うには魔力が必要だという話がありました。ということは魔力を奪うのはそのためなのですかね?
それから魔力を奪われた彼らは命が尽きてしまうのだとか。
なんと酷い…。これまで具体的に説明がなかった皇帝の悪事ですが、裏でこんなことをしていたとは…。
やはり皇帝は相当な悪人ですね!許せません!
遺書を残した魔法使いは、悪事に加担した罪悪感で自らの命を絶ったみたいですね。
有益な情報を残してくれたという意味では、根は正義感の強い人物だったのかもしれません。
キルケの指輪について
遺書にはキルケの指輪についても書かれており。
魔法の女神キルケが、かつて帝国を滅ぼそうとした悪竜ファフニールを封印したものがキルケの目と呼ばれるもの。
それを指輪にしたものがキルケの指輪で、皇帝が肌身離さず身につけているようです。
なるほど~。以前第75話と第76話でフロエン公爵がキルケの指輪に操られる場面がありましたが、確かにその時に謎の竜が登場していました。
あれが悪竜ファフニールなのでしょうね!
なぜその指輪を皇帝が所有しているのか、そこら辺のことはよくわからず。気になるところです。
皇女の弱み
場面は変わり、ヘセン侯爵家の話に。
皇女の成人式で散々な目にあったミハイルですが、そんな彼のもとにラジアン・ドロイルが訪ねてきました。
かなり久しぶりの登場ですね。第22話あたりに登場したあの気持ち悪い男です!
皇女ベアトリーチェに突き放されたミハイルに対し、それなら皇女の弱みを握ってはどうかと助言。皇女が魔力を持っているかもしれないという話をしていました。
確かに第72話の話で、ジュベリアンの前世ではベアトリーチェが魔法使いだという話が出ていました。
そんなラジアンの話を聞いたミハイルは不気味な笑みを浮かべたようで…。
魔力を使えることがどのように弱みになるのですかね?
皇帝が魔法使いを捕らえて監禁しているため、魔力を持っていることを皇帝にバラすぞと脅すとか?
何を企んでいるのか気になるところですね。
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