ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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「私が娘ですか?」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
厄介な侍女と再会
何も言わずに伯爵邸の敷地内をうろついていたヘイリンに対し、伯爵夫人は激怒した。
お前を探すのに何人が時間を費やしたと思ってるのよ?と怒鳴りつけてくる。
そして後ろにいる侍女に、ヘイリンをちゃんと監視するように命じる。
それはキャシーという侍女で、ヘイリンは彼女を忘れもしない。
なぜなら前の人生で11年間ヘイリンのそばで一番いじめてきた人なのだから。
公爵に会いたい
3日後、キャシーはヘイリンにつきっきりとなっていて、食事も投げつけるように食卓に置いて来る。
昼夜問わず、ずっとヘイリンのことを監視しているのだ。
それでもいつ脱出するかもわからないからと、パンなどの提供される食事をヘイリンはバレないようにため込んでいた。
そんな中侍女たちがカリスト公爵の話をしているのが聞こえてくる。
彼女たちによると、カリスト公爵は今度出征するらしい。アスラ神殿で4人の大司教も来て盛大に出征式を行ったのだと。
出征式とは魔物を捕まえに行ったり戦場に行く前に行う儀式であると本で読んだことがあるヘイリンは、カリスト公爵のことを心配した。
続けて侍女たちはカリスト公爵の悪口を話し始める。
カリスト公爵は社交界でザカリー伯爵を無視している。元々そういう性格なのだろう。笑うのは魔物を殺すときだけ。
そんな悪口が聞こえてきたヘイリンは思わず、違うよ!声を発した。
侍女たちは誰か何か言った?というような顔をしており、幸いにもヘイリンが言ったことはバレていないようだ。
公爵様はそんあ残酷非道な人じゃない!!誰よりも明るく笑ってる人だ!
ヘイリンはそんなことを思い、ちょっと怒っている様子だ。
公爵様に会いたい。そのためにはここから脱出しなければならない。
彼女は改めてそう思うのだった。
脱出計画
夜、キャシーはランプが見つからないと思い、暗闇の中探していた。
そしてランプを見ませんでしたか?とヘイリンに話しかけてくる。
ヘイリンはドキッとした。彼女は脱出のためにパンとランプを部屋に隠しているのだ。
ヘイリンの反応に何か違和感を覚えたのか、キャシーが部屋の中を探しても良いですかと詰め寄って来る。
もし断ってしまったら疑われてしまう。そう思ったヘイリンは意を決してうなずく。
しかしキャシーはやっぱり面倒だからと探さずにどこかへ行ってしまうのだった。
外に出るためにはランプが不可欠だ。
庭園には監視のために兵士が常駐していて、夜の12時になると兵士たちの位置が変わる。そして交代の時間は少し間が空く。
その時間を利用すればここから脱出できるかもしれないとヘイリンは希望を持っていた。
しかし彼女の脱出計画は暗礁に乗り上げてしまう。
ザカリー伯爵の判断で、外に出るときは必ず護衛の兵士と一緒に行動しなければならないことになってしまったのだ。
そしてその護衛の騎士はジャック。
前の人生で、キャシーは同様に10年以上自分のことを監視してきた人物である。
ヘイリンは彼に初対面の挨拶をするのだった。
単独行動のチャンス
ある日ヘイリンは伯爵邸の敷地内を歩いていた。後ろにはもちろんジャックとキャシーがついている。
どこから脱出するかはすでに決めているが、問題はこの2人をどうするか。
彼女がそんなことを考えていると、キャシーは伯爵夫人のティーパーティーがある日だからと席を外す。
さらにはジャックまで一緒に茶菓子でもどうかとパーティーに参加している貴族から声をかけられ、彼もまた席を外した。
今がチャンス!
そう思ったヘイリンは脱出のための動線をもっと把握すべく、単独行動するために走り出す。
そこに声をかけてきた人物。アドリアンである。
一体どこに行くんだ?と彼女はヘイリンに絡んでくるのだった。
【35話】感想
キャシーだったりジャックだったり、前の人生で出会ってきた厄介な者たちと再会してしまいましたね。
脱出のための動線や警備の穴などはしっかりと調査しているようですが、果たして2人の目を誤魔化して脱出することは出来るのでしょうか。
いざ単独行動しようとしたらアドリアンに絡まれてしまいましたね。彼女が一番厄介。ヘイリンには何とか頑張って乗り越えて欲しいです。
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