LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
姫に何かあれば
雪山の中、リヒトに飛び掛かって来たのはピオニエだった。
無事なピオニエの姿を見てひとまず安心するリヒト。
そんな彼女の目線の先には、巨大なウサギがいた。ここら辺に生息しているペンデルウサギである。
それをオオカミと見間違えたため、ピオニエはリヒトを助けようと思い飛び出てきたのだ。
山に入った理由を問うリヒトに、雪いちごを使ったケーキを作ってあげたかったと正直に答えるピオニエだが、彼は怒っていた。
姫に何かあれば…俺が困る…
そう言う彼に、ピオニエは胸を高鳴らせた。
しかし彼の真意は、姫はただの姫ではなく友好国の姫だからだと。
その言葉に彼女はがっかりしたように肩を落とすのだった。
変な気分
すぐに下山しようとするリヒトだが、ピオニエは体力の限界で歩くことは出来なかった。
少し休んだら歩けますと言ってピオニエは申し訳なさそうにする。
一方山のふもとのほうでは捜索隊の者たちがリヒトたちを探していた。
すると上から下山してくる人の姿、それはピオニエを抱きかかえて降りてくるリヒトである。
ピオニエは、こんな醜態を晒すなんて…と自分を悔いていた。
下を見て怖がるピオニエだが、リヒトは彼女の抱え方を変えると、2人の顔の距離がグッと近くなる。
そんな状況にピオニエはドキッとして頬を赤らめた。
物を運ぶような抱え方で悪いが、これで少しはマシになるはずだ。すぐだから我慢しろ。
そう言うリヒトに、急に優しくなってどうしたんだろ?と思うピオニエ。
推しに優しくされたら嬉しいのは当然だけど…でもなんか…変な気分…
彼女はそう思うのだった。
責任の所在
無事城に戻った後、マリーとアンディは今回の件についてその責任をリヒトに問い詰められていた。
ピオニエが山に登ることになったのは、彼らが余計なことを言ったことが原因だからである。
お互いにかばい合うマリーとアンディ。
罰なら私が受けます!!と言うマリーに、もし姫に何かあればどうする気だったんだ?とリヒトは問い詰める。
ガルテンが戦争を仕掛けてきたら?お前自身に何かあったら?
そう詰め寄るリヒトに対して、アンディは前に出て彼女を擁護する。
全ての責任を背負わないといけないほどマリーは悪くありません。殿下に気に入られようと必死な姫を助けようとしただけです。
マリーを咎めても、これまで姫の好意を無下にしてきたことがなかったことにはなりません。
アンディはリヒトを前にして、堂々とそのように主張した。
その言葉にリヒトは、ピクッと顔をしかめるのであった。
【13話】感想
マリーとアンディはお互いをかばい合ってて、微笑ましいですね。基本的にピオニエの周りに悪い人はいなそうです。
あとアンディが想像以上に堂々としていて驚きましたね。この後のリヒトが怒り出さないか怖いところ。続きが気になりますね。
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