ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の感想と考察になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【96話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
バレンスのもとへ
ビビはフェロモン発作について聞くためにバレンスのもとを訪れました。
確かに発作で亡くなったイディスの妻ですから、一番多くのことを知っていそうですよね。
彼女の話によると黒ヒョウの支配系フェロモンは人の精神まで支配できるほど強力であり、その分自らをコントロールするのも難しいよう。
おそらく使えば使うほど体への負担がかかるということなのかもしれません。
イディスはなるべくフェロモンを使わないようにしたみたいですが、それでも発作で亡くなってしまったとか。
一方のアヒンは子供のころからイディスに比べてフェロモンを軽々と使っていたものの、それが祟ってか早く発作を発症してしまったみたいです。
なるほど…。フェロモンの使用をなるべく控えても命を落としてしまったわけですから、それが黒ヒョウ国を率いる者の運命なのですかね…?
フェロモン発作の治療法などポジティブな話は無く。バレンスをもってしても解決方法は分からないのでしょうね…。
夫と息子を愛している
バレンスの話によると、アヒンは15歳の時に母に再婚を勧めてきたのだとか。
まさに彼がフェロモン発作を発症した時期ですね。その時すでに自分が後継者になれない可能性を考えて、他の後継者を立てるために再婚を勧めたのでしょう。
15歳という年齢でそこまで考えて行動できるとはさすがですね。
ただ結局バレンスが再婚することはなく。もしそうしてしまったらイディスだけでなくアヒンまでも失う気がしてしまうからと。
それだけイディスもアヒンも愛しているわけですね…。
領土の首長としては新たな後継者を作ることが正しいと分かりつつ、夫と息子を愛するがあまり、そうは出来なかったのでしょう。
バレンスは涙を流しながら語り、それを聞いたビビもまた泣いていました。
アヒン以外の後継者は作らないと決めたバレンスのためにも、ビビの治療系フェロモンでどうにか彼を救って欲しいものです。
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