ピッコマで公開されている「転生したら推しの母になりました」のネタバレと感想になります。
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「転生したら推しの母になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【9話】ネタバレ
食事会の終わり
アイシャ様は悪い人なんかじゃありません…
アベルが勇気を出してそう言うが、勝手なことを…!とガスフェル伯爵夫人は怒りを露わにする。
しかしアイシャもまたアベルを守るため、またお目にかかりましょうとガスフェル伯爵夫人に言い残して彼を連れ出すのだった。
アイシャとアベルが退出した後、ハデスとガスフェル伯爵夫人の口論が始まる。
アイシャのことを悪く言われたことを許せないハデスだが、ガスフェル伯爵夫人もまた彼を許せなかった。
拾ってきた子供を後継者にすると言うだけでなく、貧しい貴族の女と結婚しようとはと。
結局彼らがその場で和解することはなかった。
礼儀を通さないのであれば俺も姉として待遇するつもりはない!最終警告だ!と言い残してハデスは部屋を出て行く。
結局何も食べることなく、最悪の雰囲気でその食事会は終わってしまうのだった。
アベルの辛さ
先に部屋を退出していたアイシャとアベルは、廊下で少し話をしていた。
伯爵夫人にまた酷いこと言われたら僕が守ってあげますからと言う心優しいアベル。
彼はアイシャがどこかに行ってしまうのではないかと不安に思っていたのだ。
しかし、どこにも行きませんわとアイシャは優しく答える。
そしてガスフェル伯爵夫人に辛く当たられるアベルを目の当たりにして、アイシャは考えていた。
後に更生するからといって子供を精神的に虐待するこの行為は許されるのだろうか。
小説では”彼の幼年期は実に不遇だった”の一行で片付けられたが、ここでは小説のように一瞬で時間が進むことはない。
虐められて軽蔑されるくらい幼年期をアベルは実体験として過ごさなければならない。
アイシャはそのことを深刻に考えていたのだ。
優しい言葉をかけ勇気づけるアイシャに、アベルはギュッと抱き着く。彼女は喜びを感じると同時に、アベルの辛さを理解するのだった。
それからアイシャは、アベルが寝るまでそばにいると言うと、彼は嬉しそうに笑顔を見せるのだった。
目が覚めると
夜、ハデスが寝室を訪れると、アイシャはアベルに寄り添って寝ている。
ハデスは彼女のことを見て、考えてみれば馬鹿な女だ…と思っていた。
こうしてアベルを可愛がるのも自分に会いたかったがためなのだと彼は勘違いしている。
彼がアイシャのことを近くで見つめていると、彼女は不意に目を覚ました。
2人の顔は近く、閣下…?とアイシャは思わず言うのだった。
【9話】感想
ガスフェル伯爵夫人と理解し合うのはまだまだ先なのでしょうか。一筋縄ではいかなそうな感じがしますね。
実際に小説の世界に入ってからアベルが経験している辛い人生を目の当たりにすることになり、アイシャはそのことを痛感しているようです。何かアベルの助けになってあげられたらいいですね。
アイシャが目を覚ますと至近距離で見つめていたハデス。このあと2人はどうなってしまうのでしょうか。
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