ピッコマで公開されている「捨てたゴミは二度と拾いません」の感想と考察になります。
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【97話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フィレンを突き放す
仕事の用事で外宮を歩いていたレイラは偶然フィレンと遭遇。
彼女との再会を待ち望んでいたかのようにフィレンは前のめりな姿勢で話しかけてくるも、レイラは軽い挨拶のみでさっさと立ち去ろうとするという。
レイラとしてはこれ以上フィレンと不必要にかかわりたくないということでしょう。
そんな彼女のことを必死な様子で引き留めようとするフィレン。そして私をもう愛していないのかと切なそうに問いかけてくることに。
愛していないどころか心底嫌いでしょうけどね…。そのくらい彼女の態度や振る舞いを見て理解して欲しいものですが。
フィレンの問いに対して、何の感情もないとレイラははっきり答えて彼を突き放していました。
これ以上レイラに付きまとわないで欲しいものですが、この程度ではフィレンは諦めないでしょうね…。今後も彼の存在には気を付ける必要がありそうです。
カリアンからのプレゼント
レイラのもとにはカリアンから大量のプレゼントが。それはドレスや靴、アクセサリーなどであり、今度の新年祭のときに身に着けて欲しいのだと。
自分には過分すぎるプレゼントだとレイラは遠慮して返そうとしたものの、カリアンはそれを受け入れるはずがなく。
こういうことに関してはカリアンは自分のやりたいことや思ったことを押し通しますからね…。レイラは気が重そうで少し可哀そうでもあります。苦笑
あと新年祭でレイラが身に着けているものが全てカリアンからの贈り物だと世間に知られたら、また愛人だの情婦だのと言われてしまわないか心配ですね…。
ダイアンとの再会
新年祭の日が近づき、各国からは使節団が続々と到着。ナトシャ王国からはダイアン・アンドリアンもやってきて、レイラは彼女との再会を喜んでいました。
レイラは以前の外交会議のときにダイアンと良い関係を築いていましたからね。あれからさらに親交を深めているみたいです。
ダイアンと一緒にいるときのレイラは自然な笑顔がこぼれていて、本当に心を開ける相手なのでしょう。
女性の立場が弱い貴族社会の中でお互いに国の重要な仕事を任されている人たちですから、分かり合える部分が大きいのかもしれませんね。
神聖国からの提案
新年祭の前日には神聖国からの使節団も到着。その中には何と教皇ミスティオディス3世の姿も。
教皇はおそらく今回が初登場ですかね。彼は神聖国における王の役割も担っているとか。
それにしても教皇や王というにはだいぶ若そうな印象。というのも神聖国では神の選択を受けた人に王位継承されるらしく、生まれたばかりの赤子でも神に選ばれたら王位が移るのだと。ミスティオディス3世もまさにその例ということみたいですね。
そして今回教皇が自らやってきたのには理由があるらしく、カルディン帝国に対して国婚の提案をしたいのだと。つまり皇帝カリアンが神聖国の王族と結婚するということですね。
しかも結婚相手というのが王女で、まだ10歳の少女なのだとか…。この世界では政治のためなら普通の事なのですかね…。
そのような教皇からの話に対して、カリアンは特に何も言うことは無く。
レイラのことが好きなカリアンがその話を受け入れるとは到底思えないですけどね。国家間の関係にかかわる話なので即答で断ることはさすがに出来ないのでしょう。
神聖国との国婚の話が今後どのように進んでいくのか注目ですね。
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