ピッコマで公開されている「捨てたゴミは二度と拾いません」の感想と考察になります。
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【82話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シスリーが逃げ腰に
薬の鑑定結果は本当に信頼できるものなのかと問うフィレンに対し、鑑定を依頼したのは帝国内で一番の実力を誇るアベルダン薬局だから間違いないとレイラは主張。
それからレイラはその青い薬と赤い薬がテベッサ伯爵夫人から貰ったものだと説明したうえで、重大な矛盾点を指摘。
青い薬瓶をレイラが持っているのを目撃したとフィレンに報告したメイドは、自分が邸宅を出た後に雇われたメイドであると。
ケナというメイドがフィレンに報告する場面が第60話で描かれ、その後第79話でレイラは執事たちの協力もあって矛盾点に気づいていましたね。
これにはフィレンの表情もますます曇っているよう。一方焦ったシスリーはレイラは無実だったようだと言い出し、逆に侍女長ミサが単独でやった犯行だったみたいだと強調。
これまではレイラを犯人に仕立て上げて陥れようとしていましたが、それが無理になった今ミサだけを悪者として話を片付けようとしているわけですね。卑怯な奴です。
ただ言動や態度からしても明らかに弱気な感じであり、レイラの勢いに圧倒されて完全に逃げ腰になっている印象ですね。これ以上綻びが出る前に早く話を終わらせたいという感じでしょう。
畳みかけるレイラ
早く話を終わらせたそうにしているシスリーですが、逃がすまいと畳みかけるレイラ。
彼女は証人の貴族令嬢を連れてきて、さらに騎士ローヘンが捕えていたシスリーの協力者であるメイドのエリーをこの場に引きずり出し、そもそも妊娠自体が偽装だったのではとシスリーを追及。
証人の貴族令嬢は第80話に登場した人物ですね。エリーが彼女と取引してシスリーのために女性用の生理用品を入手していたため、妊娠が嘘だったのではという疑惑が浮上していました。
それから立て続けにレイラは精霊石のネックレスを取り出し、体の一部を変化させることができると説明。その場に連れてきた魔法使いの協力を得て、シスリーの体に精霊石の力を利用した形跡があることを確認し、無事に妊娠の偽装が証明されることに。
極めつけはシスリーの協力者だった主治医マーベルがこの場に連れて来られ、妊娠の診断が嘘だったことやミサの殺害なども全て打ち明けていました。
これにはフィレンもレイラの話が全て本当であると確信したみたいです。
物証や証人をしっかりと揃え、言い逃れされないように一つずつ証拠を出して詰めていくと。この日のために抜かりなく準備したレイラの努力がうかがえますね。
激怒するフィレン
自分のことを騙していたのかとフィレンはシスリーに激怒。
シスリーは同情を誘うように涙を浮かべながら無実を訴えるも通用するはずがなく。今すぐ目の前から消えろとフィレンは吐き捨てるように言い放っていました。
こんな女の嘘を見抜けずに騙され続けていたフィレンも大概ですけどね…。苦笑
とにかくシスリーの悪事が全て暴かれてスカッとする回でした。
本当にウィリオット公爵邸から追い出されるのかどうなのか、今後のシスリーの動向が気になるところ。
そしてたとえ追い出されたとしても、シスリーがまたレイラの前に現れて何か仕返しをしようとしてこないかは少し心配ですね。
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