ピッコマで公開されている「捨てたゴミは二度と拾いません」の感想と考察になります。
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「捨てたゴミは二度と拾いません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【63話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
レイラの独壇場
外交会議にてカーン地域の領有権を要求してくるナトシャ王国に対し、譲ることはできないと真っ向から反論するレイラ。
彼女はランデル連合が元々カルディン帝国の貴族が島に定住して設立した連合だと主張して資料を提示。だからむしろナトシャ王国の領土を返して欲しいくらいだと詰め寄ることに。
これにはナトシャ側のメンバーも動揺しているよう。レイラの一言で一気に場の雰囲気が変わりましたね。
それから話し合いの末に交渉がまとまり、カーンに住み着いた海賊たちの掃討に協力してもらう代わりに、貿易拠点を建ててナトシャ王国で利用できるようにするという話に。あと今後10年穀物輸出税を減税して制限量を増やすとも。
どうやらレイラはカーンを拠点として食糧輸入を増やしたいというナトシャ王国側の望みを初めから把握していたみたいですね。
だからカーンの領有権を保持したまま彼らの望みを叶える提案をして、お互いウィンウィンの取引を実現したわけです。
帝国側のメンバーは何もできなかった中でレイラは一人で話をまとめ上げてしまいました。まさに彼女の独壇場でしたね。
怒るバルディル侯爵
外交会議が終わった後、バルディル侯爵は怒った様子でレイラに話しかけてきました。なぜその資料を事前に共有しなかったのかと。一人だけ目立ちたかったのかとも。
これにはレイラも呆れた様子で、すでに資料は渡してあったと反論。以前第55話で補佐官ディロンに渡したあの資料だったようです。
あのときディロンは自分の判断で勝手に資料を処分してしまいましたからね。本当に愚か者です。
ちなみにディロンはバルディル侯爵の息子なのだとか。息子が勝手に資料を捨てたという話を知ったバルディル侯爵は唖然としていました。
どうせあのときバルディル侯爵本人が受け取ったとしても、レイラの作った資料などいらないと言って同じように捨てたと思いますけどね。
親子そろってレイラのことを見下している愚かな奴らですから。
フィレンが押しかけてきた
一方その頃皇帝カリアンにはヒルタインからある連絡が。フィレンがレイラの邸宅を訪れてドンドンとドアを叩いて声を荒らげているのだと。
どうやらヒルタインはレイラの邸宅をこっそりと見守ってくれているみたいですね。もちろんカリアンの命令でしょう。
フィレンが怒っているのはやはり例の中絶薬がレイラの荷物から出てきたという件についてでしょうね。
レイラは今外交活動で不在のはずですが、もしメイドのサラが一人で邸宅にいるなら彼女に危害が及ばないか心配なところ。いざとなったらヒルタインが助けてくれるといいです。
この後どんな展開になるのか気になるところですね。
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