ピッコマで公開されている「捨てたゴミは二度と拾いません」の感想と考察になります。
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「捨てたゴミは二度と拾いません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【60話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全員が敵
会議に呼ばれなかったレイラが後でバルディル侯爵に文句を言いに行くと、一緒にいる彼の部下のサルモンは会議の日程を伝えたはずだと主張してくることに。
なんという奴でしょうか。レイラが忘れただけだということにしたいみたいですね。
間違いなく伝えられていないとレイラが反論するも、サルモンがレイラに伝えているところを見たと他の人たちも加勢してくるという。
そしてバルディル侯爵からは、陛下の気まぐれで使節団に参加しただけなのだから大人しくしているようにと言われてしまう始末。
使節団にいる全員が敵なのが辛いですね…。味方が一人もいないという状況はあまりにも酷すぎます。
このままではナトシャ王国との会議にも出れないかもしれないとレイラは頭を抱えているよう。どうにかこの苦しい状況を打開したいですね。
カリアンの励まし
レイラのもとには皇居から魔法の伝書鳥が届きました。鳥の形をした魔道具のようなもので、カリアンからのメッセージが録音されているという。
彼女が辛い状況であるのを分かっているのかメッセージには励ましの言葉が多く、彼のためにも必ずやり遂げなければならないとレイラもあらためて強い気持ちを持てたよう。
皇帝代理として参加しているのだということを胸に頑張って欲しいですね。
ナトシャ王国使節団
ハットン領にはナトシャ王国からの使節団が到着し、ハットン侯爵らによって迎えられました。
そこにはレイラもちゃんと参加しているようで。ここでは出し抜かれなくて一安心ですね。苦笑
ナトシャ王国使節団にはダイアン・アンドリアンという外交官の女性が含まれていて、レイラは彼女と挨拶を交わしていました。
レイラは女性ということで周囲から軽く見られたりして肩身の狭い思いをしていたわけですが、相手方にも女性がいるとなると少しは心強いのではと。
また初対面にも関わらず無礼な態度をとるアルドールに対し、ダイアンは毅然とした態度で厳しく指摘。いかにもたくましくてカッコいい女性という感じです。
堂々と振る舞うダイアンの姿はレイラにとっては良いお手本かもしれません。この外交活動でダイアンから良い刺激を受けてレイラが成長できるといいですね。
フィレンにバレた
場面は変わり、ウィリオット公爵邸でのこと。
例の中絶薬の瓶はレイラが持っていたものだとメイドがフィレンに報告していました。彼女が屋敷を出る際に手に持っているのを目撃したと。
これは厄介ですね…。確かにそれはテベッサ伯爵夫人から渡されてレイラが所持していたのは間違いないので。
それから倉庫に保管していたレイラの荷物から同じ青い瓶が出てきたらしく。その事実を受けてフィレンは顔をしかめているよう。
それにしてもちょっと謎な部分がありますね…。第57話で屋敷の裏庭に捨てられていたのも青い瓶でしたが、それとは別物が倉庫から出てきたのでしょうか?レイラが持っていたのは赤い瓶と青い瓶の薬を一つずつだったはずですが…。
また第38話ではシスリーがメイドに調べさせた結果、赤いほうが中絶薬で青いほうが妊娠薬だという話がありました。そうなると裏庭に捨てられていたのも倉庫から出てきたのも妊娠薬の瓶ということになってしまいます。
あと第38話でどちらが中絶薬でどちらが妊娠薬かメイドが自身なさげにしている描写がありましたが、そこら辺の伏線はどうなったのでしょうか。
ちょっとこの件は色々と疑問が残ったままですね。
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